日誌(62/365 奥行きをもって思考する)

とある本を読んでいて気づいた、手を動かし続けることが大事だなぁ、そんなお話。

タスク(複数のアクションで構成される小集団的な取り組み)やアクション(それ自体で簡潔する動き、メールを送る、資材を買う、会議を開くなど)を考えるとき、ついつい箇条書きでブレーンストーミング、頭の中に詰まったゴミをかき出すように抽出していた。
実際に出てきた、タスクやアクションはバラバラで、完了するもの、毎度出てくるけど一向に完了しないものがあった。
ここに奥行きの視点が入ってくると、事情が変わってくると思う。

その日のうちに完了するものタスクやアクションは、奥行きが比較的浅くて、すぐ近くに取っかかりの扉があって、手を動かしているうちにゴールする。

一方で、毎度出てくるけど一向に完了しないモノは、奥行きが深い、もしくはずいぶん先の部屋は見えているけど現在地とは離れていて、ちょっと手を動かしただけでは見えている部屋までたどり着かない、だから完了しない。
そんなモノに対しては、もう少し手前の部屋を考えてみる。例えば、プロジェクトのスケジュールを更新するというアクションが完了しないなら、もう少し手前の部屋を探してみる。前回のスケジュール更新時点からのイベントを書き出す、直近の会議資料を見直すなど簡単すぎるかもしれないけど、もっと手前の部屋を考えてみる。そして、少しでも目的の部屋に近づいている感覚を掴む。

結果、手を動かし続けることが最強だなぁというお話。

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