イライラ・不安という心の病|メンタルケア
イライラや不安を感じる、憂うつな気持ちになるなど、メンタルの不調を訴える人が増えるといわれています。
こうした不調は、最初はちょっとしたものでも、放っておくといわゆる「うつ病」など、心の病に進行してしまうことがあります。
この機にメンタルケアをきちんと見直し、精神を安定させる方法について知っておきましょう。
イライラ、不安、憂うつ……表れ方は様々でも、それらはみな、不安定な精神状態が形を変えて出てきているにすぎません。
こうしたメンタル不調が出ているときには、必ずどこかに大元の原因があります。
朝、通勤中に人と少し肩がぶつかっただけでイライラしたとしたら、なぜ、それだけでイライラしたのか考えてみましょう。
すると、任せられている仕事が終わりそうになくて焦っていた、嫌な上司からの度重なる叱責にうんざりしていた、といった状況に思い当たるかもしれません。
いつもそんな状況におかれているとしたら、たとえば、余分なことはできるだけ省く、嫌な言葉はできるだけ聞き流す、といった術を身につけることも必要です。
メンタルの不調は、あなたの心からのSOS。「仕方ない」と放置したり、その状況を打破すべくもっとがんばろうとすると、さらに悪化しがちです。
まず、今のあなたが抱えている負荷を減らすための対策を、何かしら講じることを考えてください。
メンタル不調の原因が、その人の育った環境など過去の体験にある場合も少なくありません。
たとえば、会社で「認められたい」と思ってがんばっているのに、なかなか評価されないというときには、誰もが大なり小なりいらだちを覚えるかもしれません。
しかし「認められたい」という気持ちがあまりに強い場合は、親に認めてもらえなかったという体験などが大元の原因となっていることも多いものです。
そこに起因する劣等感や、形式的な価値観にとらわれて、苦しんでいる人もいます。
ツラくても、自分が何に苦しんでいるのか、その大元に向き合うことが大切です。
カウンセリングを受けるのも一つの方法です。
その場合、自分に合ったカウンセラーを探すことがポイントです。
メンタル不調は、栄養素の欠乏によって引き起こされることもあります。
たとえば、神経伝達物質の「セロトニン」の不足は、うつ病の一因となることがわかっていますが、このセロトニンは、「トリプトファン」というアミノ酸が材料です。
トリプトファンの元になるのは、肉や魚、乳製品、大豆製品などのたんぱく質ですが、これが足りていない人が多いのです。
また、トリプトファンは、鉄、マグネシウム、亜鉛などの栄養素が体内に十分にないと、つくることができません。
ほかにも、閉経前の女性が発症するうつ病は、少なく見積もっても、2割は鉄不足が原因だと考えられます。
コレステロール値が低すぎると精神的に不安定になることもわかっています。
脳と体のエネルギー産生や神経刺激伝達に関与しているビタミンB群、鉄の吸収にも関与しているビタミンCなどの不足から、うつ症状を呈する人もいます。
ですから、食事は非常に重要。バランスのよい食事を取ることは、体だけでなく、心を健康に保つためにも大切なことなのです。
こんな状態があったら要注意です。
次のような状態が見られたら、それはメンタル不調のサインかもしれません。
・元気が出ない、やる気が出ない
・気分が乗らない
・人に会いたくない
・趣味が楽しくなくなった
・体がだるい、痛い
・仕事、勉強、家事などに、今までのように取り組めない
・今までと違う感じや、何か変な感じがする
あてはまる項目が多いほど、メンタルが不調になる恐れがあります。
そんなときはどうか、それ以上がんばろうとするのではなく、少しでも心身の負荷を減らすことを考えるようにしてください。
ヒーリングサロンf、メンタルケアのご感想を紹介します。
●千葉県 Aさん(女性)
「メンタルケアありがとうございました。
最近、悩むことがあり疲れていましたが、心に素直になればいいと思えるようになりました。
少し自分を取り戻した気分です。
セッションのおかげだと思います。
感謝します。」
●宮城県 Mさん(女性)
「感謝してます。
おかげさまでマイナスが少しずつ減っているように思います。
仕事も心も少しずつですが良くなっています。
それにメンタルケアセッション後眠気が強く良く寝ているのですがそれでも眠いです。
きっとマイナスが浄化されているのでしようか?
スッキリした時が楽しみですありがとうございます。」