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【消極的交換日記】褒め⇄もうがまんできない まで

🌾ふたりの自己紹介🌾

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投稿が遅れてしまい大変申し訳ございません!!

諸事情により寝込んだり突っ伏したり夜の校舎窓ガラス壊して回ったりしていたため、原稿を頂いているにも関わらず大幅に投稿が遅れてしまいました。懺悔懺悔(重い言葉でも、繰り返すと反省の色が80%ほど失われる気がする)。

ということで、少し前の話題になってしまいました。ね子さん、ごめん…………。気を取り直して、今回もゆるゆる4往復。では、はじまりはじまり〜。


▶︎荒見さんへ

ね子です。

積ん読が溜まったため新しい本棚を買いました。いや〜本増えてくばかりで全然読めてない気がするわ〜と思いながらバカスカと買っています。死ぬまでには読み切らないとなぁと思いながら背表紙をニマニマと眺めています。

バイトの営業時間が通常時に戻りました。キツイ。たかが1時間、されど1時間。ずっと短縮営業がよかったな〜〜〜。バイト好きだけどやっぱり短い方が気持ち的に嬉しい。まぁ長くても仕事してればあっという間に時間は経つのでいっか、と開き直り。

バイトで大きめのミスをした時いつもなら自分を責めに責めて自罰行為に移るのですが今回はなんとなく人に褒めてもらいたいと思いいろんな人に褒めてと頼み褒めてもらいました。自分の体を傷つけずに回復する方法あったことに気がつきもっと早くから知りたかった〜と思いましたが死ぬ前に気がつけただけマシですね。


▷ね子さんへ


荒見です。
最近の口癖は「正気に戻りたくない」です。行為や物質依存への恐怖から徐々に興味のなさへとシフトチェンジしてきて、最近はハマるという感覚も失われつつあります。
好きなことをしてるときに頭の片隅で主張するタスク、あれ最悪。
区切りがつけられないので、常に夢見心地で生きていきたい。

夜、約4ヶ月ぶりに後輩と寿司を食い、家に帰る途中「私が死んで悲しんでくれるのは家族しかいない」という考えに襲われ泣き始める情緒不安定さ。
最悪の気分で自宅に着くと、二子玉川蔦屋家電からプチプチに緩衝材という完璧な梱包で本が届いていた。穂村弘(以下敬称略)の歌集と直筆メッセージ(印刷ですが)付きオススメ本選、長嶋有の句集「春のお辞儀」を買いました。

教訓:元気なときに色々買っとけ


出逢いの瞬間とはどんなふう、だろうか。
穂村弘との出逢いは、近所の図書館で棚の一番左上に置かれていた文庫版『もうお家へ帰りましょう』の表紙と題名に惹かれて。村田沙耶香は、単行本『殺人出産』の「10人産んだら1人殺してもいい」という帯に、思わず手に取った。三浦しをんは、高校の司書に「貴方なら気に入るんじゃないか」と著者のエッセイを薦められて。

とある劇作家のイベントで隣の席になった方と、1年ほど前に開催された三浦しをんのトークイベントで同じ会場にいたことを知る。その方とは聴いているラジオも一緒だ。
人との出逢いは大概いっぺんに来るから、4月じゃない月に出逢うひとは、わりと変な巡り合い方をしている気がする。イベントや劇場に行けばいる顔見知りの人たち、こんなにも会えなくなってしまった。みんな元気か〜!?

もう一生会えないひとはどれくらい居るのだろうね。私が大切に思っている人たち、もう一生会えないのだとしても、私のことを一生のうち3分だけ、思い出してくれればそれでいい。

旭川に行ってしまった友人がお盆に帰ってくる。生きててね、と言われたので、少なくともお盆まで生きよう。約束されちゃしょうがない。



▶︎荒見さんへ

ね子です。

クソほど病んでる時に書いています。死にたさが何をしていても纏わりついてくる夏特有の感じが今年もやってきました。毎夏死にたいと生きなきゃの反復横跳びなので精神がグラッグラになり自傷行為が悪化してました。夏なので膿むしいいこと何もない。生きてる理由も見出せない。そもそも生きることに理由なんてあるのだろうか。哲学的問いにたどり着き死にかけてますがなんとか生きてる。

自傷行為がやめられないというより形が変わって永遠付き纏ってきている。幼少期は他人を傷つけ小学生中学生高校生は自分を傷つけ大学では形が変わり自分を痛めつけています。主治医に依存も自傷行為の一つですからねと言われた衝撃はいまだに忘れない。そうなんだ〜とまだやめられないか〜のダブルパンチ、痛い。

病んだら寝れなくなるタイプなので眠剤飲んで強制終了してるのですがそれも効かないとガブガブと安定剤を飲む羽目になり寝起きが最悪になります。私は過去から学べないタイプなのでそれを何度も繰り返しています。眠剤増やすと奇行が増えるので怖くて増やせない、故に安定剤。安定剤も眠くなりますからね〜という話を聞いたためそれでなんとか誤魔化しています。早く体調回復しないかなぁ…。


▷ね子さんへ

荒見です。
その後ね子さんから「今はめちゃくちゃ元気だ」というメールを貰いホッとしています。よかったよかった。

今日は6時過ぎに動き出しました。早い、早いぞ、早すぎる(私にしては)。というのも、睡眠薬を飲んだのに片付けをしてたら寝そびれてしまったというアレ。一徹です。
朝、傘をさしながら散歩がてらローソンに行きました。

今飲んでいる睡眠薬は眠気は全く来ないのに布団に入ると3分で寝られるという優れもの。副作用に健忘があるので起きて、メールの返信して、も一回寝るとよく「知らぬ間に返信してる現象」と遭遇し恐ろしくなる。
前飲んでいた薬はぼんやり眠気が来るのですが、それ以上に空腹を極めたみたいな胃の不快感があるのでちょっと嫌いでした。
んで、今夜は「プロメア」と「天気の子」を立て続けに観ちゃったので眠れそうにないな〜とどちらの薬もぶち込んだのですが、お布団に入らなければ眠れないのは当たり前でして、過去絵の整理などを3時間も4時間もしていました。ちなみに、安定剤はボーッとさせるのが目的なので眠気作用もあるのがほとんどかな。

最近気付いた自分の傾向。
乗り越えられそうな困難じゃないと乗り切れない。
現状維持が一番良いのでしょうけど、実際ゾーンスレスレの困難がいくつか出現しているので小ピンチ。8月のおわりまでタイムスリップしてえなぁ〜。


▶︎荒見さんへ

ね子です。

コンタクトレンズを買い足しました。サプリを買い足しました。1ヶ月に1度買う。定期的に買っているものを買う時いつもまだ生きたいんだな、という意思を勝手に感じとっています。私はまだ生きたいんだなと思いながらふわふわとした思いを丁寧に心にしまっています。私はまだ生きてる。

バイト先の後輩が心の風邪をひいてしまいお休みすることになりました。心配な気持ちもあるのですが心の風邪は誰にも理解できないので無駄な共感や理解は相手を苦しめる可能性があるためむやみやたらに踏み込めない。難しい問題ですが私もここ数年ずっと風邪っぴき状態なのでなんとなくシンパシーを感じました。早く良くなるといいな。

他人から見ると元気そうなのに実際心はボロボロという人に何度か会ったことがあるのですがみんな偽りの明るさが眩しいくらいに頑張っている。私の前では何も偽らなくていいよと声をかけたくなるのですが私自身人に見えるところはちゃんとしていなきゃと気を張るため簡単には言えない。どんなルートで辿っても幸せになれれば人生楽しいのにね。むずかしいな。


▷ね子さんへ

荒見です。
唐突に、小6の女の子2人がマンションから飛び降りた事件を思い出した。確かひとりだけ、助かった(助かってしまった)はず。
自分がどれだけ辛くても、自分の責任が他人の責任に変わってしまうのは更に辛いことだ。ひとりで助かった彼女は、いま、どこの景色を見ているのだろう。
忘れ去られるのが責任から逃れる最善策だと思う。が、社会に出つつ忘れ去られるのはなかなかに難しいからなぁ。

モノを買うときもそう。実家暮らしの人が「数年以内に家を出るのでは?」と家具を買うのを躊躇うように、モノを買うときに「近々死んでしまうのかもしれないのに?」と躊躇う気持ちが常にあります。
「サイコー!」の3分後に「死にたい」が来るというように、とにかく感情の起伏が激しいのです。衝動性が高いからポンポン色んなことができる反面、悪いことが重なったらアッサリ死んでしまいそうな、そんな自分の意思が怖い。


「どんなに毎日楽しかろうが、どうしても希死念慮がなくならない」というのを、最近ポツポツと人に話せるようになりました。
自分が好きな人たちが許容してくれないことは、少し悲しいかもしれません。だからといって隠すのも、なかなか辛い。

春は暖かくて宿題もなくて授業も簡単だから一番好きな季節だったのに、こんなにも痛い季節になってしまった。ちゃんとした出会いや別れの場というのは、このためにあったのだと知る梅雨。
今年はちゃんと別れられなかったから、心を置き忘れたままでいる。


▶︎荒見さんへ

ね子です。

大学を辞めようか考えています。どうしたものかと悩んでいるのですが学費を払ってくれた父は好きなことを好きなときに学びな、嫌ならやめてもいいんだよとふっかふかのクッションをそっと引いてくれました。そこまでされるとかなり悩む。いろんな人に相談してから考えようかと思います。メリットが無いとやめたくなるの小さい頃と何も変わってないなと実感。

大学辞めるなら次何する?という話になりますが私は一度はキャバクラで働きたいという夢があるのでそれでも叶えるか〜といった楽観さ。キャバでお金貯めて好きなことしたい。しよう。人生一度きりならやりたいこと全部やって自分勝手に死んでやるよと強気なね子でした。

本が読めていません。忙しくて。課題だけをこなす学校生活を送っていますがオンオフが無いため生活がぐちゃぐちゃになっています。つらい。バイトと課題の板挟みでつらくて眠くて本が読めていない。6月は5冊くらいしか読めなかった。7月は10冊は読みたい。予定なので多分バグるけど頑張ろう。(本読むの頑張るのか…?)


▷ね子さんへ

荒見です。

四時間のタイムアタック(長すぎるか)的なことをした際、ラスト一時間になると突如『燃えろよ燃えろ』が脳内リピートされました。作業中は意識して好きな曲を頭の中で流すことが多いのですが、無意識に流れる曲は「なんで?」という懐メロが多い気がする。
尚、タイムアタックは無事失敗しました。無念🔥

周囲に進学、就職、引っ越しなど新たな環境に放り込まれる人が多く、やっぱみんな辛そうだな〜と思います。そうでなくとも全世界が今までとは全く違う環境に置かれているのだし。お国はもはや闘うことを放棄し「新たな生活様式を」と謳ってますね。
新しい環境が重なる、このしんどさは「憂鬱」と表現するのがいちばんしっくり来るかも。今なにをするにも、しないにも、ただただしんどい。先の見えない暗闇を、不安と不満いっぱいでズリズリ進んでいます。 
人と話すことに飢えてるけど話題がないと話せないタチなのです。
最近の話題、手を洗うときに手首の骨の出っ張りが美しいなぁとか、小雨の中椎名林檎聴きながら帰るのサイコ〜だなとか、なんか薬ばっか飲んでるなとか、それくらい。つまんね〜!

やっとの思いでチケットを手に入れた、大人計画の『もうがまんできない』という芝居は、上演中止になってしまいました。このところの気分はずーっとずーっと、もう、もうがまんできない。がまんできないよ!!


「あのときああしていれば……」と後悔することがあまりありません。何度繰り返したとて、きっと同じ選択をしていると思うから。パラレルワールド否定派。
辛いながらも日々生活している人々を見ると、私も、毎日希死念慮に襲われながらなんだかんだ生きながらえてしまうのだろうな、と思ってなんだか悔しい。
死んでしまうのはズルいことだとわかるのです。が、死は唯一の救いだと信じている限りは、すがらせて欲しいね。

キャバのお話がありましたが、私はお洋服が好きなので、メイド喫茶で働きたいという夢がありました。諸々厳しいので叶わないけどね。
見た目も中身もボロボロなので、まっさらになりたい。でも願わくば、今より少しラクになって、笑って過ごせる日がくるといい。
今はただ、それだけ。


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