2022.8.23 終戦から77年“日本侵略計画”を阻止した男
忘れ去られたもう一つの“本土決戦”
「堪え難きを堪へ 忍び難きを忍び 以って万世の為に太平を開かんと欲す…」
1945年8月15日正午。
日本国民が初めて聴く天皇の肉声は、敗戦を告げるラジオ放送でした。
日本はポツダム宣言を受諾し、降伏。
6年続いた大東亜戦争は、遂に終結。
しかし…、貴方はご存知でしょうか?
降伏直後に始まった“10日間の激闘”のことを。
この戦いがなければ、今のような形の日本は存在せず、今、北海道はロシア領になっていたかもしれません…。
「やっと家族の元に帰れる」
これは、そんな希望を脇に置いて、終戦後の日本の未来のため、決死の覚悟で出撃した、忘れ去られた英雄たちの物語を書き綴っていこうと思います。
「故郷に帰ったら何をしようか」
1945年8月17日、日本が連合国軍に降伏をしてから2日後のこと。
ここから先は
8,078字
/
22画像
¥ 255
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?