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2022.4.17 ウクライナ人から学ぶ『根っこ』の力

プーチンはなぜ侵略したのか?
この戦争はどのように終わるのか?
プーチンは失脚するのか?
核戦争の可能性は…?

ロシアによるウクライナ侵攻で様々な情報が飛び交っていますが、今回はSNSでも橋下徹氏と激論を交わされていた、ナザレンコ・アンドリー氏の著書を基に書き綴っていこうと思います。

ウクライナ人の『自由を守る戦い』

ウクライナの歴史を10秒で言い表すジョークを見つけました。

<「私はオーストリアで生まれ、ポーランドで育ち、ハンガリーの学校に行き、ソ連で就職し、今ウクライナに住んでいる」
「大変な人生でしたね」
「いや、私は生まれてから今まで一度もこの街を出たことがない」>

上記の言葉は、ウクライナ出身で日本在住のナザレンコ氏の著書『自由を守る戦い 日本よ、ウクライナのてつを踏むな!』の一節です。

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歴史上、モンゴルに始まり、これだけ多くの国々に支配されながらも独立を諦めずに、現在もロシア軍と果敢に戦うウクライナ人の『自由を守る戦い』には心を動かされます。

その強さの源泉を指摘するかのように、
<言語と文化さえ保つことができれば、たとえ一時的に独立を失ったとしても、国家を復興する機会は必ず巡ってくるとも言えるのかもしれない。>
と、ナザレンコ氏はこう語っています。

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