2024.3.5 1000年に1人の天才が遺した謎
1000年に1人の天才
貴方は、この人物が誰のことか分かるでしょうか?
1.幼少期は十分な教育を受けていなかったにも拘らず、数学や解剖学、天文学、物理学など、様々な学問分野において功績を残し、『ルネサンスの天才』と呼ばれている。
2.馬車しか走っていなかった時代に、グライダーやヘリコプターの原型を発明。
3.彼は人類史上最高の画家と言われ、誰もが彼の作品を知っているが、現存する作品は15点程度しかない…。
下の絵は大ヒントになります。
推定価格は900億円。
もう、お分かり頂けたかと思います。
さて、世界で最も有名な絵画『モナ・リザ』をはじめとして、『最後の晩餐』や『ヴィーナスの誕生』など、様々な作品が生まれたルネサンス期。
もし貴方が、ヨーロッパで起こったルネサンスに対して、
「芸術が栄えた華々しい時代」
のようなイメージを持たれているなら、少し考え直す必要があるかも知れません。
なぜなら、近年の研究によって、ルネサンスの華々しいイメージの裏に重大な謎が隠されていることが判明しつつあるからです…。
今回は、このルネサンス期に生まれ、1000年に1人と言われた“人類史上最も多才”な彼の正体と謎を追って書き綴っていこうと思います。
ダ・ヴィンチの手記とルーヴル美術館に残された謎のデッサン
謎① ダ・ヴィンチはなぜ発明家になれたのか?
ルネサンス期の代表作とも言える『モナ・リザ』を描いたレオナルド・ダ・ヴィンチ。
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