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自分の人生を代わりに生きてくれる人はいないのだから・・・

何となく人生は

空気を読んで

周りにいる人たちに寄り添い

過ごす事が

世の中で語られている

幸せの軸なのだけれど



実際には

人と関わる事が

多くなればなるほど


自分以外の

誰かの

価値観の中で過ごし




自分の価値観では

満たされ幸せなはずなのに


幸せを感じるどころか


心身が優れなくなって


我慢して合わせる事さえ

困難になる事も

あったりして・・・

私は長い間


自分の気持ちよりも

周りからどのように

映っているのかを軸に

歩んできたように思うの




人から

幸せそうに見えるように


意味もなく

無理をしていたような・・・


学校生活という

集団でいる事に

慣れるための時間を

長く過ごし


平均的な

集合認識を育くむ時間を経て

多くの方は

社会へと

羽ばたいてゆくけれど



人には個性が

宿っているのだから



どんなに長い時間

集団生活を過ごしても


馴染めない

慣れない人もいたり



時には

一人で過ごす事に

孤独感よりも


ほっとした

安堵感さえ感じる人も

いると思うの


でも

世の中の空気を読んで


自分を限界まで

抑え込んで


過ごす努力をされる方もいたり・・・


私自身も

若い頃


当時親しかった人たちに


そんな弱い心では

これから生きていけないよ!


人付き合いは

我慢や辛抱するのが当たり前

それができないと

あとで困る事になるよ!


など




その方たちにとっては

その様な言葉は

愛情の一つ

だったのかもしれないのだけれど


私にとっては


いつも

自己否定感と

不安を大きくするもので


この世界から

消えてしまいたくなるような

言葉だったの



今思っても


受け取った言葉通りに

過ごしていたら


きっと

今私はこうして

言葉を綴っている未来は

なかったんじゃないかなって

感じているの


人からの評価が


ある時から

それほど

重要に感じなくなった頃


すべてから

解放された気持ちになれたの



自分の人生を

代わりに生きてくれる人は

いないのだから・・・


自分の人生を

どんな風に生きるかを

誰かに決めさせるものでもなく


自分が

設計するしかないものなんじゃ

ないかなって

思った瞬間から


人生の見え方が変わっていったの



そんな風に

自分の人生を見つめてみると


私が望んでいた人生が

本当はすでに

ちゃんと整えられていたのに



その幸せに

気づけていなかっただけだと

わかったの



人と比較したり

誰かの価値観に

照らし合わせると


私の人生は

いつも何かが足りないと感じ

小さく

低く

誰からも評価されず


羨望などから

遠いものだと

感じ過ごしていたの



でも

自分に


まるで

貼り紙のように

貼り巡らされている

数えきれない


誰かの価値観や言葉

思い込みや決めつけを


ゆっくりと

一枚・一枚


少し痛みを我慢しながら

剥がして行くと


見えてきたのは



私自身

今の人生の流れを

長い間

望んでいたんじゃないかなって事なの





学歴や資格をたくさん取得したい

誰もが知るような企業に就職したい

経済的に豊かな人と結婚したい

人から羨ましいと思われたい

多くの友人が欲しい

などなど


そのような思いは


誰かの価値観で


私が望んでいた事ではないのに


誰かが望む幸せ基準に

自分が重なるかどうかで


不足しているのか?

満たされているのか?を

測っていたように思うの




私自身

どちらかというと


大きな幸運を望むよりも

大きな不幸を避けたいタイプで


仕事は一人で
ゆっくりと
自分のペースでできたらいいな

できるだけ目立たず
おだやかに過ごしたいな


経済的には豊かとは言えなくても
互いに信頼し
助け合える伴侶がいたらいいな


経済的にも
自分の身の丈に合った分で十分かな



友人なども


もしも

たくさんいたとしても

すべての人と縁を保つための

時間や経済的な事など

色々と考えると

無理をしなければ

ならないような気もするので

今のように

ほとんど友達がいない流れも

私にとっては

楽で

心地が良いのかもしれないなって

思ったり・・・



私の場合

人生の思い煩う事のほとんどが

人間関係から

生まれるものだから



人とのご縁は

そよ風のように

心地の良い


互いに縛りのない

時間の流れの中で

時々ふれあう


そのような

ご縁で十分

満たされているの




そう思って

自分の人生を見つめてみると


自分の望む人生の幸せは

十分

満たされているんじゃないかなって

感じていたの


やりたい事と

やりたくない事の

優先順位を書き出して

やりたい事がどれくらい

やりたいのかと

やるための方法を考えてみると


ほとんどが

どちらでも

よいくらいのものが多く


やりたくない事を

せずに済む事の方が

私にとっては重要だと

感じたの



それからは

やりたくない事は

できるだけせずに済む方法を


私が私のために

考えてあげようと思ったの



人生を整えるには

まず何よりも先に


自分を知ることが

大切なんじゃないかなって

改めて感じているの



幸せは

人に見せて

評価を受けるものではなく


自分の心が実感し

満たすものなのだから・・・



自分らしく生きるには

初めは少し勇気が

必要な時もあるけれど




いつも

自分の幸せを

自分のために考えてあげる事を

優先してあげられる

強さを

育んで行けたらいいな













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