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日本のモノづくりの強火サポーター、愛社精神育成コンサルタント 中小企業診断士の足立早恵子です。
読んで頂いてありがとうございます。

採用に当たって面接では好印象だったものの、いざ入社したら問題児だったというケースは多々聞きます。
そうしたことを回避すべく、全国の企業の採用担当者や経営者が頭を悩ませていると思いますが、ひとつ良い方法があります。
それは、受験者に「好きなもの」を聞くこと。
そこから話を広げて行けば、価値観や人間性が垣間見えて来ます。
例えば、「鉄道が好き」という答えなら、写真撮影の話に持って行くと迷惑系の撮り鉄か、そうした行為に眉をひそめている人なのかがわかるでしょう。
これは極端な例ですが、ある程度モラルや責任感の有無といったことが見えて来るはずで、実はトンデモナイ人だったということを避けられます。

要は好きなものを語る時、それに対して敬意を持っているのか、それとも自分の欲望の対象としてしか見ていないかを見極めるということです。
面接という場でどんなに取り繕っていても、「好きなもの」の話になると必ずどこかで本音が垣間見えます。
面接官に必要なスキルはそれを見逃さない「目」だと思います。

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