アート・リサーチコレクティブIEEIRについて

Sound Artistの丸山翔哉です。
noteでのIEEIRと個人の活動報告を始めました。

最初の投稿として昨年2022年に結成したコレクティブIEEIRの紹介をしたいと思います。

IEEIR(Interactive Ecological/Enactive Interface Research)

正式名称はInteractive Ecological/Enactive Interface Researchと言い、
略してIEEIR(イヤー)と呼びます。

生態学的観点*からエナクティヴィズム**の観点からサウンドアート、VRアート、ゲームアートなど作品を制作し、人間とそれを取り巻く環世界へのアクセスし、私たちの知覚行為とその環境の中に介在し、いかに世界を変容させていくかということを表現するアート・リサーチコレクティブです。

*(生物が環境に影響を与え、環境は生物に影響を与えているという立場)
**(行為主体によって知覚される内容には行為主体自身の身体条件としての行為が影響を及ぼしているとする立場)

メンバー紹介

メンバーは
サウンドアーティストの丸山翔哉 (Twitter : @salex0829
VRアーティストの高橋祐亮 (Twitter : @space_screen)
映像作家の洲崎翔 (Twitter : @suke18)
の3名です。

結成経緯

展示を目標として制作していたところ、芸術祭の募集を発見し、自然とコレクティブを結成したというのが経緯です。 
2022年2月に僕が洲崎さんに聴覚から構成された映像作品を制作したいと相談を持ちかけたことがきっかけでした。制作会議をしている中で、人の音の聴き方にはそれぞれに個人的な傾向があるのではないか、であればその傾向をある程度明らかにした上で映像の構成に応用するのではいいのではないか、というような話になりました。そこで映像作品の前に、個人の聴取モードを測定し、アーカイブしていくインスタレーション作品を制作しようということになり、建築分野とVR分野で活動している祐亮さんを誘い、制作を開始しました。そうやって自然とコレクティブが結成されていきました。
(コレクティブ名を考えている時、洲崎さんがイタリアにいて背景がとても優雅だったことを覚えています。)

これまでの活動

活動実績としてはまだまだこれからというところではありますが、
ありがたいことにNEWVIEW AWARDS 2022にてグランプリを受賞しました。
こちらがアワードと作品の詳細↓

祐亮さん視点での解説↓

明日にはサウンドとコンセプトをどのように結びつけたのかなど僕視点からの解説もnoteで発信しますので、よろしければそちらもお読みください。

今後の活動について

2023年はIEEIRで初の展示開催を目標に活動をしています。
現在鋭意作品制作会議中。

ご質問などの問い合わせ

コレクティブのHPも絶賛製作中です。
作品制作や展示のお誘いなどのご連絡は上記の各メンバーのSNSまでご連絡ください。


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