事務所のなかで「雨の日は在宅率高いのでチャンスだ!」と叫ぶ上司
雨の日の訪問販売って辛いですよね。
歩きにくいし服が濡れるし、私が傘で両手がふさがるのが嫌でした。
両手がふさがってるんで当然ピンポンがおせません。
だからアポもまったくとれませんでした。
今回は、雨の日大嫌いから、雨の日も捨てたもんじゃないよというお話です。
ほんとに雨の日は在宅率高いのからチャンスなのか?
営業やってると必ずというほどでてくる「雨なんで在宅率高いぞ!」のフレーズ。
雨で憂鬱になっている営業マンに追い打ちをかける一言ですよね。
「じゃあお前が行けよ。」と心の中で毒づき、トボトボと営業に向かいます。
そもそも本当に在宅率って高くなるのでしょうか?
きっちりしたデータはないのですが、肌感覚では多少いいかなくらいなものでした。
自分だけで言えば、成約数もかわらないし、成約率が多少高いくらいでとびぬけて何かが違うことはないです。
したがって、「雨の日は在宅率が高いからチャンスだ!」ってことは私のまわりにはありませんでした。
「雨の中がんばってるね。じゃあ契約するよ。」なんて絶対にないので期待しないでください。
いくら上司が叫ぼうが、ないものはないという結論です。
それでも雨の日がすてたもんじゃない理由
それでも雨の日もいいことあります。
雨の日は他の営業さんはあんまり頑張らない!
雨の日に数字を落とさなければ、それだけで差がつくというボーナスステージです。
一日でスキルは上がったりしないですが、やれば成果はでますしやらなければ成果はでない。でもやらない人がいるという事実です。
じゃあどうやって営業活動するかですが、やはり雨の中の営業活動はやりにくいものです。
雨をさけて飛び込み営業ができる場所といえばマンションなどが思いつきますが、みな考えることは同じです。
雨の日のマンションはいつも以上に訪問販売のみなさんがあふれるのでドアは余計にあきません。あえて戸建てを狙ってみるのもありでした。
私は雨が事前にわかっていたりするときは、リピーターさんにアポをいれていました。
リピーターさんやご紹介の場合「雨の中ごくろうさんね。」と言ってくれる確率があがります。ずぶぬれドアツーには戻れない嬉しさがありますよね。
アポがなくても、近くに来たのでご挨拶だけでもの理由で充分です。売り込まずに「お困りのことはないですか」だけで引き上げるだけでいいのです。
雨の中、ずぶぬれになりながら歩き回るよりお客様と話ししたほうが絶対いいですし関係性も深まりますのでおすすめです。
心にさす傘はどこで売ってますか?
「心にカサをさせば心まで濡れない」って聞きますが、その傘を見かけたことがありません。たぶん東急ハンズでもないでしょう。
雨の日の営業パーソンにとっての傘は「雨の日は在宅率高いのでチャンスだ!」の考えたなのです。
なんだ上司の言う通りじゃないかとなりそうですが、在宅率うんぬんではなく事実(雨の日)のとらえ方を変えましょうという事です。
雨がふっている→やることやらない は思考停止すぎてそのまま営業やめてもいいでしょう。何ができるかを考えてやるのが最低限必要ですよね。
そしてどうせやるなら成果につながりやすい方法をとるのが大事です。成果がでないと続けられないからです。
私の場合は、既存顧客のフォローや紹介客への営業がやりやすかったですが、あなた自身がしっくりくる方法をやってみましょう。
やらされ感なくやれれば、きっと成果につながりますよ。
最後に
雨もふれば、パートナーとケンカもする日もあるでしょう。満員の通勤電車でピカピカに磨いたくつを踏まれることもあります。
それらにいちいち反応してもノルマは変わりませんし、たぶん上司も許してはくれないでしょう。
やるべきことは変わらないのです。
そのために自分がやりやすい方法をみつけて取り組むのが大事です。
具体的に動けば何かが残ります。やらされる仕事ではのこらない何かはあなたの成長の糧に必ずなります。
雨の日はチャンスだとはなかなか思えないかもしれませんが、取り組む姿勢と行動はきっとあなたの数字を押し上げてくれるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたの営業活動が上手くいきますように。
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