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ビジネスを殺すクリシェって知ってる?

リクルートにお金を払って広告を出せば出すほど、あなたは儲からずリクルートのために働く社員となっていくのはご存じの通りでしょう。それも正社員のような保証はされずに。

そうなりたくない実店舗ビジネス経営者にとって店頭ボードや看板というのは大変重要な役割を果たします。

たとえば友人との一次会が終わり二次会の場所を探していると目を引く店頭ボードがあり、ついつい入ってしまう。そんな経験が誰しもあるでしょう。

このように、集客コストゼロで人を呼ぶことができればリクルート様のために働く比重を下げることができるのです。

繁華街など人通りが多い場所の路面に店舗を構えている飲食店などならば、店頭ボードにそこまでこだわらなくても人が入ってくるでしょう。しかし、そうでない店舗オーナーは山ほどいます。

今回は店頭ボード・看板を作る際に大変重要な「クリシェ」についてお話していきます。

※クリシェ:
乱用された結果、目新しさが失われた常套句・決まり文句・表現・概念を指す。

プロコンがカッコつけて言いたかっただけ。

クリシェってなに?

「クリシェ」つまり、顧客が「この表現、前も見たなぁ」と思って無視してしまう表現のことです。

たとえば、整骨院系の立て看板や扉看板でよくあるのが「疲れを癒やしませんか?~~」、「肩凝りに効く~~」、「○○万人を施術した技術者が~~」などの表現です。

他にも

  • スポーツ外傷

  • テーピング

  • 首・肩・腰

  • 膝の痛み

  • 保険診療可または不可

  • カラダの悩み、ご相談ください

などなど

クリシェの看板に効果は期待できない

こういったクリシェが使われた看板効果ほぼゼロです。診療日・時間など必要な情報は載せるべきですが「こういう人に来てほしいなー」と思って様々な症状を書いている店は例外なく集客下手です。

長年、地域に存在している場合固定客がついて運営ができているパターンはよく見かけますが時間がかかります。

整体・治療院・リフレクソロジー系の店舗では「疲れを癒す」なんて表現百万回ほど見ているわけです。お客様はあなたが思うように愚かじゃありません。

「疲れを癒してくれるのか!よし、行こう!」なんて思わないわけです。あなたの店舗以外も同じようなことを言っており、ただの宣伝文句としてしか思われません。

一生懸命作ったコピーだったり宣伝文句だったりするので「ライバル店Aとはここが違う」とか言いたくなる気持ちはすごく分かります。

でもお客様からしてみれば、あなたのこだわった看板と他店の看板の差異なんて気づかないものです。

店舗系事業の集客パターンは二つ

店舗系事業の場合、集客パターンは大きく分けて二つです。

  1. 偶々通りすがりで来店する「衝動来店」

  2. その店を目指してわざわざ来店する「目的来店」

目的来店を増やすことができれば経営は安泰ですが、そのためには口コミの評判を高め各種プラットフォームの評価を高めたりSNSで話題になる必要があります。取れる施策は山ほどあり、難易度も高いです。一朝一夕で身に付くものでもありません。

この記事では「たまたま」、「通りすがり」で来店する衝動来店を増やすための方法をお伝えします。

衝動来店を増やすためにできること

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