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誰でも利用できる"最強の参入障壁"と商品力を高める必要のない事業について考えてみた

商品力を高めなければ安定した売上げを立てることはできない、○か×か?

意外に思う方もいるかもしれませんが、×が正解です。商品力もサービスの質も高めずに安定した売上げを立てることができる事業というのは存在しています。

今回の記事では「質を高める必要のない事業にはどんなものがあるのか」、「質を高める必要のない事業の条件」、「誰でも利用できる最強の参入障壁」という内容を解説していきます。

質を高める必要のない事業

そもそも、本当に質を高める必要のない事業なんて存在するの?と疑っている人もいると思うので具体例を紹介していきます。

観光地のお土産屋さん

別に批判してるわけじゃないです。

お土産屋さんと書きましたが、別に土産物店に限った話ではありません。観光客向けに営業している店は商品力を高めるための努力なんてしてません。

日持ちの良い地場の土産物を仕入れて、観光客に対して高値で売りつける。これだけで事業が成り立っています。モノによっては観光地で作られてないなんてこともザラにあります。

中国製かい!みたいな。

観光客の脳内には「お土産に出せる価格帯」が存在しているので日用品を購入するときとは全く違うロジックで商品を購入します。どこにでもあるお菓子OEM商品みたいなものを喜びながら高値で買うんです。

「ここでしか買えないから」と自分に言い訳して購入するのですが、実際はそんなことは無く似たようなものはどこにでもあります。割に合わないことが分かっていたとしても、買わなければケチだとか言われるわけです。

お土産屋さんにあるお菓子を買うくらいなら、普通の和菓子店などで店売りされているモノを購入したほうが美味しいものが食べられるんですけどね。

あと関係ないですが、「その商品はうちの店にしか卸してないんですよ」って言った商品が空港にある確率高くありません?普通に商売トークにしても詐欺じゃありません?

おばちゃん、平気な顔して詐欺してくるから怖いっすね。

ぼったくりバー

Youtube動画のように客引きに連れていかれるパターンは減少傾向にあります。

当然ですが、商品力を高める努力なんてしてるわけないです。

客引きについていかないというのは常識になりましたし、各地の条例で客引き自体が厳しく取り締まられるようになったので最近は手口が巧妙化しています。

特に増えているのは、出会い系アプリにキャッチ係の女の子を登録させて、言葉巧みにぼったくりバーに連れていくパターン。

以前は「良い店を知ってる」という口実で連れていくことがありましたが、最近はもっと賢くなっています。

デートの途中、あたかも普通に歩いていて”たまたまそこにあった店”に入ったかのように連れていきます。女の子側から「あ、丁度そこに店があるし、そこで良くない?」と言われて断れる男は少ないです。

用意周到で予約をしていれば別ですが、非モテにそんなことはできません。

会計を見てぼったくりバーだと気づくのですが、連れてきた女の子も申し訳なさそうな顔で「こんな店だと思わなかった…私も半分だすね…」とあたかも自分も被害者であるかのような対応をします。

バカな男は騙されていることに気付かず会計をしてしまい、事件化することもない。

こういう手口を知るたびに「いや、人を騙すための努力を別のところに使えよ。」という感想が浮かんできます。まぁ騙したほうが利益率高いし楽なので普通の努力ができないんでしょうけど…

マルチ商法並びに詐欺系の事業

これはマルチ

ぼったくりバーがギリギリ合法だとすると、こちらは普通に違法性があります。言うまでもなく商品力を磨くわけがありません。想像上の商品力はとんでもなく磨かれて、月利10%とかになっちゃてるのがウケますよね。

癪な話ですが、「違法な事業」について知ることは利益率の高いビジネスをするためにいい勉強になるんですよね。過去にも「ポンジスキーム」の記事で話しましたが、騙すための手口は巧妙です。

自分は騙されない。と思っている人でも普通に騙されます。知能指数が低いから騙されるわけではありません。人を信じやすいから騙されるのでもありません。別の記事では「騙される人」、俗に言う養分・情弱に共通する思考の癖について解説しました。

「自分は関係ないや。」って思っている人、大間違いです。養分に好かれる合法の事業をつくれば利益率の高い事業を作れるかもしれません。合法で気持ちよく騙してあげるためにも知っておくべきです。

占い師

意外かもしれませんが、占い師も商品力を磨く必要のない事業です。頑張って占いをトレーニングしている方には申し訳ないですが、実際の占い力は関係ありません。

コールドリーディングなどの能力を磨くことが商品力を磨くことであるというならば関係ありますが、いわゆる「六星占術」や「手相」、「四柱推命」などの力は関係ないです。

なぜ占い師に占い力が必要ないのか?については後程説明します。

公的事業

皆まで言わん。察してください。

利便性とかけ離れたサービスを提供しているのは皆さんご存じのとおりです。

質を高める必要のない事業を始めるために

上で紹介した事業はどれも質を高める必要のない事業(高める気の無い事業)ですが、これらの事業に共通する条件は何か分かりますか?

あなたが「質を高める必要のない事業がしたい」、端的に言うと「努力はそこそこに、稼げる事業を作りたい」と思った場合どうすればよいのか?について解説していきます。

ここからは生々しく話していきたいと思います。

質を高める必要のない事業をするための条件

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