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あなたには何が足りていないのか?スモールビジネスで成功に至るまでのロードマップ


「もう嫌だ、どうしてこんなことに……」

大学を卒業後、中堅のIT企業に入社し平凡な人生を送っていたはずだった。

今思えば社会人二年目、大学時代の友人に連れられて初めていったパチンコで勝ってしまったのがすべての崩壊の始まりだったんだろうな……。

その時は、あぶく銭だしパーッと豪勢に使って終わりにするつもりだった。だけど、あの時の快感が忘れられず、それからパチンコに通うようになったんだよなぁ。

最初は5,000円だった予算も、1万円、2万円と増えていき、いつしかいくら負けたかなんて気にしないようになって……。

当然、高いとはお世辞にも言えない俺の給料では限界がきて、いつしか借金が500万円以上に……。昔は「絶対に手を出すもんか」と思っていた闇金にまでお世話になってしまった……。

いつしかクレカも使えなくなって、借金の返済に追われる日々。借金を返すためにも残業して少しでも稼がないと。

残業と伴にストレスが増えたせいか、日々の仕事にも手がつかず、上司に怒られる回数も増えた。もう嫌だ、どうしてこんなことに……。


ひと昔前の情報商材の販売ページに書いてあるようなエピソードですね。

情報商材であれば「こんな私でも出来た!今ではお金持ちに~~」といったストーリーが続くんでしょうが、現実はそんな甘いものじゃないです。

はっきり言って冒頭のエピソードに登場した男が「一発逆転のために、起業するぞ!」と一念発起したとしても成功する確率はめちゃくちゃ低いです。


「持たざる者のゼロイチ生存戦略」を副題としているスモールビジネス大全ですが、"マイナスの者"に関してはどうしようもありません。

そう、このエピソードの男は”持たざる者(ゼロ)”ですらなく、マイナスなんです。

  • 借金があって

  • クレカが作れなくて

  • 借金の返済のために残業しなければならない

まごうことなき、"マイナスの男"です。

負の数が生まれたとされているのが7世紀ごろのインドということなので、それ以前の世界にこの男が生まれていれば「アイツなんだ……?ゼロ…でもないぞ?」と訝しがられていたかもしれません(そんなことはない)。

そんなことはない。

さて、今回のスモールビジネス大全では「普通の人がスモールビジネスで成功するまでに辿る"一般的な"パス」についてお話していこうと思います。

残念ながら、昔懐かしの情報商材でよくある「マイナスの人が逆転する方法!」みたいな話は一切登場しないことはご理解いただければ。

自分が今どの段階にいて、成功の道筋を進んでいくためには何をすればいいのか?を分かりやすく解説していくので是非最後までご覧ください。

スモールビジネスにおける成功とは?

この話を進める前に、まず成功について定義しておきましょう。

人生における成功は人によって数限りなく存在しますが、ビジネスに関して成功の指標はある程度決めることができます。

多くの人は、沢山売上と利益があって、労働時間は少なくて、事業によって生まれるストレスが少ない事業が好きなことでしょう。

労働時間やストレスに関しては「事業が好きすぎて一生関わっていたい」という人もいるので人それぞれかもしれませんが、売上(利益)に関しては大きくて困ることはありません。

なので、今回のnote内でスモールビジネスにおける成功とは「売上があって、利益が残る事業を作れること」としましょう。異論は認めますが、興味がないので聞きません。各自心の中でしまっておいてください。

幸先よくスモールビジネスにおける成功の定義が決まったので、さっそく成功に至るまでのパスについて考えていきましょう。

スモールビジネスで成功するまでに辿る経路

今回のnoteでは全く無知の0層からスモールビジネスや副業でまとまった利益を残せるようになる4層までの道筋を解説していきます。

今回紹介するルートはあくまで「普通の人」が安定的にスモビジを進むルートです。

人によっては、「行動力全振り人間」が進むルートもあります。無知な状態でも事業を作っては潰すことを繰り返して経験から学ぶルートなどはまさにそれです。

自分が「行動力全振り人間だ」と自覚がある人は、そのルートを進んでみて「もうそろそろ知識を入れてみるか」と思ったときにインプットをすれば十分だと思います。

0層目:はじまりの階層

普通に暮らしていけるけど、副業や事業に関する知識に乏しい人

多くの人が居るのがこの階層だと思ってください。メルカリで不要品を売るくらいの知識はあるかもしれませんが、能動的に情報を集めたりしたことはない人たち。

それでも会社員として生活できるほどのお金はありますし、副業やスモールビジネスを始めずとも、普通に幸せな人生を送ることが可能です。

ギャンブルや娯楽的消費などで作った借金はなく、クレジットカードは普通に作れるような人だとしましょう。

まとめると0層目の人たちの特徴は

  • 副業や事業に関する知識:乏しい

  • 金銭的状況:クレジットカードが普通に持てる

  • 環境:普通に仕事をしており、週に数時間まとまって時間を取れる

0層→1層へ移動する方法

0層から1層へ移動する方法は超簡単です。ただ副業やスモールビジネスなどに興味をもって調べて「どんな事業の種類があるのかな?」と知って、ビジネス書を何冊か読んでみるだけで移動できます。

この時にもっともおすすめなのが「スモールビジネス大全」というnoteの定期購読マガジンです。そう、今まさにあなたが読んでいるnoteです。

海外のスモールビジネス事例をケーススタディとして

  • 創業者のバックボーン

  • アイデアを思い付いたきっかけ

  • 初めての顧客を捕まえた方法

  • 集客や顧客維持に役立ったこと

  • 事業の立ち上げやプロトタイプ作成のプロセス

  • 事業を成功させるために工夫したこと

などの"ありそうでなかった"生の情報が手に入ります。

他にも、知っていたらスモールビジネスの失敗確率を下げる知識や、成功のために必要なマーケティング戦略なども学べる内容になってます。それで初月無料の月額980円。超お得ですね~。

はい、宣伝おわり。宣伝ですが、本当の事なので、興味がある人はTwitterなどで「#スモールビジネス大全」を検索してみてください。

1層目:興味を持った階層

「0層目:はじまりの階層」から副業やスモールビジネスに対する興味が湧いて、ちょっと知識がある人たちです。

せどり、ライター、物販、ECショップ、SNS代行、フリーランス、クラウドワークス、ランサーズ、デザイナー、プログラマー、アフィリエイトーーー

などなど、個別の単語について聞いたことがあり、雑多な知識があるのが特徴です。ただし、1層目の時点では”体系的・順序だてて整理された知識”は持ちません。

人によっては、ビジネス書を読んだりしていて「売上が上がりそうな方法」や「ビジネスを始める方法」について"なんとなく"知っていることも。

ただし、いざ「はい!ではいつでも始めてください」と言われると「ふえぇ、できないよぅ……」となって、行動に移すことはできません。

金銭的状況や、環境に関しては「0層目:はじまりの階層」と変わりません。

※というより、「0層目:はじまりの階層」の金銭的状況や環境がベースラインだと思ってください。

それ以下の人は最後にまとめて対処法を紹介します

「0層目:はじまりの階層」との違いは”副業やスモールビジネスなどに関する知識があるか?”だけです。

漠然と「副業したい」、「起業したい」と思っていてるけどなんの事業をするか?までは決まってない人は「1層目:興味を持った階層」だと考えてOKです。

1層→2層へ移動する方法

1層から2層へ移動する方法は、0層から1層までと比べて多少面倒くさいです。

まずはじめに、沢山の事例を知るなどして「自分が取り組む事業」を絞る。

その後、「ゼロからの事業立ち上げ」に関する知識を体系的に整理する。

この2ステップで1層から2層へ移動できます。

「いや、ゼロからの事業立ち上げを体系的に学べる情報ソースはどこにあるんや」と言われたら返す言葉もありません。すまんとしか言いようがない……。

世の中には沢山良書があるので、何冊も読んでみて自分なりにまとめるなりしてください。

※ただ、知識を身に付けるほど「まだ足りない……」と求め続けることにもなりかねないので用法容量はお守りください。

2層目:充分な知識を得た階層

「スモールビジネス大全」や書籍などを沢山読んで、稼げそうな事業の目星もついて「この事業をやろう」という意思がある人たちです。

ある程度まとまった形で知識が整理されており、売上を立てるための知識はあるし、いざとなれば書籍やスモールビジネス大全を読み直すことで情報にアクセスできる。

脳内では「この事業をこうしてやって~~」とシミュレーションもしていて、あとは動くだけ。

そう。あとは動くだけ、なんだけど動けない。それがこの階層の特徴です。

ここまでの階層を整理すると次のようになります。

  • 知識に乏しい「はじまりの階層」

  • 知識はあるが体系的じゃない「興味を持った階層」

  • 体系的に知識を身に付けた「充分な知識を得た階層」

0層から2層までを雑に説明すると、「無知」→「知ってるだけ」→「知ってて、整理されている」と進歩してます。

次の階層に進むためには行動する必要があるのですが、できない。整理された知識があるはずなのに、私たちはどうして行動ができないのでしょうか?

2層→3層へ移動する方法:私たちはどうして行動できないのか?

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