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新たな出会い

眠ったはずなのですが、ぼんやりした1日。
そんな時には一歩も外に出ない、と決めてぼやぼやっとしてみます。

スマホでInstagramパトロール(主に多肉)をしていると時間が溶けるし
頭が痛くなるので距離を置くことにしています。

図書館で借りてもらった本をやっと読み切りました。
先月借りて読み進めていたのですが、返却期間までに読み切れなくて
延長して読み進めました。


読む前には「ガーデニングの事例が満載」という本かな?と思っていたのですが全く違いました。

庭仕事について愉しみだけではなく
傷ついた心や、老いに対してまで様々な角度から語られていました。

第一次世界大戦の前線、塹壕に兵士が小さな庭をつくっていたことや
園芸療法での取り組み。
フロイトの晩年など。

土、植物が人にどんなものを与えてくれているのかが様々な切り口から書かれていました。
ボリュームたっぷりでしたが、読んでみて

せっせと植物のお世話をしている。と思っていたのですが
植物から実はお世話されていたんだな。ということに気が付きました。

植物は、生と死、再生を繰り返しています。
花を咲かせて、枯れても、種をこぼして新たな「命」につないでいく。

関わりながら、生きるエネルギーを日々もらっているのは
人の方なんだ。と。
毎日の植物のお世話にも感じるものもひとしおです。



この本を知ったのは
noteでフォローしているenacoさんの記事から知りました。

いつも素敵な記事で、素敵な視点だなぁ・・・といつも読ませていただいているのです。
今回「あ、絶対読も」と思って読んでみたらとてもいい本との出会いができました。


普段は”友達やお世話になった方”から本を勧められて読む。ということがほとんどでした。
今回はお会いしたことがないものの
読んでみたいな!と思う何かが伝わってきたのです。
本当に感謝です。ありがとうございます!


今年はこうやって「あったことがない方」のおすすめの何か、少しずつやってみようかな。とワクワクする日曜日でした。

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