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#63 「宿」=最先端マーケット①

物の売り方変えなければならない。最近よくこの言葉を聞きます。それはどういうことなのか?今回はインテリアショップとホテルの部屋が一体化事例を元に、「宿」を介して物を売ることの可能性を考えて行きます。

◯ラジオまとめ

今回のラジオではホテルxインテリアの事例を元にホテル×「服」の可能性について考えています。

ホテル×「服」=ホテルの部屋のクローゼットの中に衣服が完備されているサービス。自由に着て、自由に出かける事ができる。旅行の準備もいらない。後片付けもいらない。気に入った服はオンラインで購入可能。新しい旅行体験を提供するホテル。

ホテルに泊まる=旅行に来ているという観点から、素泊まりでもおしゃれに旅行できるホテルという可能性が浮かび上がります。

またどんな服をセレクトして、クローゼットに入れておくかもポイントでしょう。

ブランドの確立された服?あまり着る機会のない、長靴のような服?地域のブランドがこだわって作っている服?海外の服?日本らしい服?次の日の予定に合わせた服?etc

服というものを介して新しい旅行体験の提供、地域貢献や国際交流への広がりを生み出すことができるでしょう。

物の売り方という観点でみるとどうでしょう。

普段、服はその場で見て触れて、試着して買うかどうかを決めると思います。しかし、どんな商品でもお店で見た時と、実際に使用し始めてからでは印象が変わることが往々にしてあります。

最近は試着したままお出かけできるサービスもでてきました。徐々にその「見た時と使い始めた時のギャップ」を無くしていく、商品の魅力を余す事なく100%伝えきる、そういった方向に変化しつつあるように考えています。

今回のホテル×「服」の可能性は、そうした服の魅力を100%伝えきるのはもちろんの事、そこにその服を着て特別な体験をしたという付加価値を付け加えていきます。

その服を着て〇〇をした思い出、その服を着ていたから起きた〇〇という出来事。

100%+〇〇%という商品の売り方、魅力の伝え方。服を買う前から、思い出が詰まっていく。そうした新しい可能性が、ホテル×「服」というサービスからは生まれるように思います。


ここまで話したホテル×「服」ですが、実際にやりますので、ご期待ください。

旅行という特別な日常の中で、特別な「服」に出会う。そんなサービスを2019年中にひねくれ三兄弟がオープンします。

よろしくお願いします。



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