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ただちにこのnoteを閉じて駆け出したくなる?!『運動脳』

閉じずにこのnote開いてくれた皆さん、ありがとうございます。笑

「健康維持のために、適度な運動をしよう!」

と、よく言われることだし、まあ、そうだよねーと流したくなる謳い文句かもしれません。「そもそも適度な運動って?」とか「わかってるけど、運動する時間ないよー」と思う方も多いと思います。

そんな人にも改めて「運動したい!」と思わせてくれる本をご紹介します。『スマホ脳』という本で有名になったアンデシュ・ハンセンさんが書いた『運動脳』です。

学生時代は運動部にいたこともなく、今の仕事は週5日在宅勤務、「ザ・運動しない人」の私が、先日高尾山に登って感じた、運動することの良さも交えてお伝えできればと思います。

一貫したメッセージ「今すぐ運動しよう!」

366ページありますが、メッセージは一貫して「今すぐ運動しよう!」なので、非常に分かりやすい本です。
なぜ運動すべきなのかを、論理的に、様々な実験やデータから根拠づけて説明してくれているので、現代人が現在社会でストレスを溜めてしまう理由、鬱になる原因、それらを運動が解決してくれる根拠など、納得感がかなりあります。

「コレチゾール」「BDNF」「海馬」などなど、脳の器官や関連する物質などがたくさん出てきて、正直それぞれの物質や器官はきちんと理解はできてませんが(笑)、とにかく脳によい物質を作ってくれて、さらに、何歳であろうと脳を成長させてくれるのが「運動」です。

※脳に関する難しい言葉についても、本の中でしっかりとどのようなものなのか説明があるので、全く分からなくても読める本です!

そもそも、現代の生活は身体が原始人の私たちに合っていない

誰もがインターネットを使える時代になり、1人1台どころか、1人でPC・スマホ・タブレットを持つなど、情報機器を複数を持ち、1日何時間もそれに張り付いている…そんな時代です。一度スマホを開くだけで、とんでもない量の情報が流れ込んできます。

脳や身体はサバンナで暮らす1万2000年前の人類とあまり変わっていないのに、ここ100年ほどで生活スタイルが大きく変化しています。1日外にいて狩猟生活をする時代から、1日PCで仕事をしたり、何時間もスマホを見て過ごす生活に変わることは、とんでもない変化です。これに適応できてないことは当たり前と言えば当たり前のことです。

人類の誕生を0時、現在を24時として、人類史を24時間で例えると、インターネットの開通は「23:59:59」だそうです。ほんの最近の出来事なんですよね。

脳や身体が原始人の私たちにとっては、現代の便利すぎる生活には本来馴染まない生活です。だから、現代人がうつになってしまったり、ストレスを溜める人が多いのは、なるべくしてなった、歯車のズレのようなものともいえます。

運動で心拍数を上げることでストレスに強くなる

走ったり歩いたりと、運動をすることで、何もしていない時よりも心拍数が上がります。運動は身体に負荷をかける一種のストレスです。

それを定期的に続けていくと、運動以外でのストレスがかかる状況になっても、ストレスに対する抵抗力が高まり、ストレスに飲み込まれにくくなるのです。

とはいえ、運動を継続するのが難しい・・

週3回、45分のランニングを本書では推奨されていますが、やってみようと思ったとしても、継続することがなかなか難しい、と正直思います。

このnoteを書く前に、初めて高尾山に登山に行ってきたのですが、上りはキツいですが登った後は爽快感もあり、程よい疲れを感じて、すごくいいなと感じました。またいきたいなと思っています。ただ、週3ペースと考えると、高尾に住んでいるわけでもなく、たとえ近くに住んでてもそんな頻繁に山に登るのは難しいかと思います。

過去にランニングや散歩も取り組んでいたことがあるのですが、続かず、習慣にするのは難しいと実感しています。

習慣化のヒント

過去振り返って、朝活などを習慣化していく上で必要だったのは、自分の「やりたいこと」を習慣化する内容にうまく組み込めるか、だったなと思います。

例えば、私の場合はカフェに行くのが好きだったので、朝活でカフェにいって本を読むことを習慣化させることができました。

ウォーキングやランニング自体とやりたいこと、として捉えられる方は良いのですが、そうではない方は少し工夫が必要です。

「運動を習慣化する」というテーマで考えると、私のやりたいことでいうと、「登山をしたい(いずれは富士山に登ってみたい)」、というものがあるので、そのために登山の環境に近い坂をランニング・ウォーキングして体力をつける、というのはありだな、と思っています。

何か目標を持って取り組む行動であれば続けやすいですし、効果も実感しやすいはずです。週3回走る、などだと、実行自体が目的になってしまうので、実行できていないから自分はダメだ・・なんて考え方にも陥りがちだと思います。

運動はやっぱり大事、というありきたりな着地点

まだ実行できているわけではないので、うまく運動を習慣化できたらまたnoteに書いてみたいと思います。

本書で、他の本でも書かれてる「運動が大事」の背景を十分すぎるくらい理解できましたし、何より最近自分が悩んでいるメンタル部分の改善にかなり効果がありそうだとも感じられました。これを機に、何かしら身体を動かす活動は始めたいと思っています。

登山はシンプルに楽しくて、運動としてもよかったので、また別の機会で感想も書いてみたいなと思っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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