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イラスト付き読書記録 『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』(著)樺沢紫苑

精神科医の樺沢先生(著)、『毎日を楽しめる人の考え方』(通称『まいたの)のご紹介です。「人より真面目すぎるのは分かっているのだけど・・」と思っていた自分にとって、私生活・仕事への向き合い方を見直す大きなきっかけとなりました。

ぜひ「毎日をもっと楽しみたい!」「仕事・人間関係の向き合い方に悩みがあって解決法がわからない!」という方はご参考いただけると嬉しいです。

はじめに、こちらは自分なりに要点をグラフィックでまとめたものです

以下、イラストを添えて要約&感想です


どんな本・前提


「遊び」「楽しむ」ことの重要性とその方法を伝える本

  • 「楽しむのが下手」な人は、気分転換やストレス発散できずストレスをどんどん溜めてしまう。メンタル疾患になりやすい。

  • 「人生は楽しむためにある」というのが樺沢先生の持論。

  • 不安な時代であっても、自分の力で「楽しい」「嬉しい」「おもしろい」を作り出すことは簡単にできる

  • 「遊ぶ時間・お金・体力がない」人に上手に遊ぶ方法を教えてくれる


樺沢先生定義の遊びとは

  • 難しく考えなくていい。「仕事以外の楽しい活動」すべて遊び

  • 例:ソファーで何もしない、入浴、朝散歩、筋トレ、すべて遊び!


日本人沢山働きすぎ

  • 日本は世界でもっとも労働時間が長い国!世界平均➕2時間!

  • 英語圏では「楽しい時間を過ごす」ことが挨拶になっている。仕事終わりに「Have a good time!」、週末に「Have a nice weekend!」この言葉がすごい好き!

  • 日本人はむしろ「楽しむ」ことに貪欲になるべき!


究極の成功法則は「続ける」→「楽しむ」こと!

  • 樺沢先生も最初の出版から16年目、累計27冊、ようやく大ヒット!なぜ続けられた?→「本を書くことが楽しいから」

  • 出版関係なく、自分の考え、アイデア、感情が言語化され、文章としてまとまっていく。その瞬間に圧倒的「喜び」・「至福」を感じる。

  • 「続ける」ためにはドーパミンが必要。→「楽しむ」ことで得られる。


「遊び」がもたらすメリット

  • 「創造性」:ゼロを1にする能力。これはAI時代を生きるために必須!言われたことをその通りに行うインプット型の仕事から、ゼロから生み出すアウトプット仕事へシフトしよう!

  • 鍛え方は、新しいことに挑戦、行ったことない場所に行ってみる、会ったことのない人に会う、さんぽ、初めてメニューを注文してみる、思っていることを言語化してみる、など自分のコンフォートゾーン(快適領域)から出ること!

  •  気楽に「演劇鑑賞してみる」など、なにか新しい遊びにチャレンジしてみる。合わなくても、「自分には合わない」ことを知ることは「自分に合うもの」を発見することに近づいたということ。

  • 「楽しい」1日が何日かでも増えたらなら、あなたの人生を「楽しく」「しわわせ」にするのに役立ったということ。


心と体の健康

  • ストレスは、取り除かなくていい。「楽しい時間」「リフレッシュの時間」をもてれば、「楽しいことが何一つない、絶望的な1日」にならないはず。

  • だから「つらい」「苦しい」ことがある人ほど、積極的に「楽しい」時間、「遊び」の時間をつくるべき。


歳をとっても遊ぶことが大事


なぜ高齢者も遊びが大事?

  • 最近の研究では、仕事をリタイアすると5年寿命が縮むというデータがある。運動不足、人と会う機会が減る、孤独を感じる、などが原因。

  • 特に「孤独」は認知症・心疾患などのリスクが2倍ほどに。

  • →だから遊びを通して、楽しく「運動不足」「孤独」を予防していくのが大事!!老後、リタイアに備えて、今から「趣味」「遊び」に磨きをかけておく。


高齢者にお勧めの遊び方

  • おすすめ第1位 「運動」。とはいえきばらず、1日20分のお散歩でいいのです!と言われています。中でも「ダンス」は運動×脳トレで一番いいのだとか。また、「ハイキング」もおしゃべりが弾み、同時に自然を感じられるので良き。

  • 第2位「アウトプット」。クロスワードパズルなど「受動的」より、ものづくりや楽器の演奏など、「能動的」なもの。何かを生み出すものがいい。

  • 第3位「一緒に」。運動やアウトプットも一人でやるより「みんなでやる」ことが重要

ということで、私もインドアで一人でいる時間が長いのでいまからボケ防止になにか始めたいなぁと思っています。例えば本格的なものでなくても、ジムのエクササイズダンスとかしたいな・・。


本書で提案されている「遊び」で個人的にやりたいと思ったこと


遊び✖️アウトプット

  • 読書したら、感想と「TO・DO」を三つ(すべきこと・したいこと・日々の行動に取り入れたいこと)を書く

  • 映画みたら感想を書く、人に話す

  • 美味しいものをたべたら感想を書く

  • 旅行にいったら感想と絵と写真を書く

→ 言語化できたということは、客観的に認識できたということ。
→ 一気に対処能力が上がる!

リラックスの遊び

  • 寝る前の読書

  • ちょっとこだわったストレッチ・ヨガ

  • ペット(実家のトイプー)をめでる

  • 寝る直前に3行ポジティヴ日記をかく

  • 友達をごはんに誘ってみる

  • 外食を楽しむ

  • 新しい料理をつくってみる

  • ネットフリックスに再登録して、ドラマや映画をたのしむ→体験後にバックストーリーも読む

  • たまには美術館にいってみる。

  • たまにはライブにも行きたい。五感を刺激!


まとめ・感想


私自身、仕事が好きだからといって、まじめに取り組みすぎているとは前から感じていましたが、日本人はとにかく働きすぎなのです!遊ぶことを極めようとしてちょうどいいぐらい。「お疲れ様」と言いながら、「have a nice day!」もいいたい!

私は「遊ぶ」ことが正直苦手なまじめ人間ですが、難しく考えなくても、たとえば「ぼーっとする」でも全然いいんですね。パーティに行ってブイブイしなくてもいいのです。

仕事においても、私はイラストレーターなので、仕事のためにも遊びのインプット×アウトプットが特に大事と思います。しかし、本文にあったように「創造性」が求められるのはこれからのAIの時代において皆が必要なことで、それには「遊び」が重要なキーワードとなるのですね。

そして経済・生き方・人間関係の複雑化がますます問題となっているこの時代、頑張ってストレスを取り除こうとするのでなく、プラスを取り入れる「遊びファースト」の考え方はとても大事だなと思いました。困っているひとがいたら、この本の内容をみんなに伝えていきたいと思います。


樺沢紫苑先生 「樺チャンネル」


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