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通常営業再開後のSALAとCecil,Bong夫妻の帰国実現と4周年。

しばらく情報発信が途絶えてしまってごめんなさい。通常営業再開後、店はとっても忙しかったです。でも話はもりだくさん!いろんなことがありました。明日7月15日は4周年、ということで営業再開後のことを振り返りたいと思います。

6月3日より店内、通常営業再開

6月3日(水)よりテイクアウトのみの営業から、店内での通常営業を開始。

コロナたいさく.001

たくさんのお客様に来店いただき、日々忙しい毎日を過ごしています。
ランチは通常営業開始時から忙しくなりましたがディナーが通常運転(賑わいを取り戻すまで)までは約2週間必要だったように思います。
6月半ばあたりからは座席数は減らしていますが、感染対策を怠らず、ディナーの「3組限定」も解除、4.5名以上のお客様も増え始め、6月後半から10名以上の団体さまのご宴会も入るようになり日常が戻ったように感じました。
そしてこの記事を書いている7月14日(火)、東京での感染拡大を受け、週末の貸し切りのご宴会のキャンセルが起こったり、まだまだ予断が許されないと感じます。
「今」できることを精一杯に、「今まで」やってきた地盤固めを信じ、そこに新しい発想を積み重ねながら進むのみです。また今後予測されることに関しての揺るぎない心を持たなくては行けないと感じています。以前記事に書かせて頂いた3本の軸(店内営業・テイクアウト・通信販売の3軸)を太くする話。コロナをきっかけに確実に少しずつではありますが太くなっていると感じています。


というのも通常の営業が始まったからと言ってテイクアウトの需要がなくなるわけではなく、通信販売に関してはコロナをきっかけに広く知っていただくことができ、今でも注文をいただくことができています。

緊急事態宣言の約2ヶ月。休業だけはしまいとテイクアウトのみの営業でしたがお客様とのリアルでの接点を持ち続けた日々。

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様々な胸中ではありましたが私達にとっては本当に重要で大切な日々でした。今、そのときに感じていた想い、固めることができた地盤、改めて再認識したSALAを支えてくださる多くの皆様への感謝の気持ち、スタッフの想い、全てをひっくるめての笑顔で働ける「今」があることを当たり前と思わず胸に刻みたいと思います。

5月7日〜31日まで行なったクラウドファンディング

そして401名もの皆さんにご支援頂いたクラウドファンディング、資金面だけでなく、皆様から寄せられるメッセージには精神的にも強く支えられました。

実際にご支援頂いた金額は3,145,882円、そのうちグッズなどの返礼に寄せられた支援は45%、お食事券など前払いでのご支援が約35%、ご寄付・うわのせご支援が20%となりました。
営業再開後、こんなにたくさんの皆様にご来店頂いている理由の一つはお食事券などの前払いでのご支援を頂いた皆様のご利用もあります。営業ができない期間、「SALAで食べたい」との思いを可視化する支援にて感じることができ本当に嬉しかったですし、心強かったです。今実際に食べてくださり「おいしかった」「再開できてよかったですね」「まってました」と言っていただく言葉のひとつひとつが嬉しいです。

支えられたのはSALAだけではなく、SALAのコンセプトを壁画に描いてくれたフィリピン人のCecil,Bong夫妻もです。

7月14日(火)Cecil,Bong夫妻のフィリピンの帰国への実現

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コロナの影響でフィリピンに帰国することができず住居も職も失いましたが、外国人支援NGO、クラウドファンディングでのみなさんの支援が直結し、なんとか生活を続け、希望をもち、夫妻は今日7月14日フィリピン航空にて念願の帰国を果たしました。今記事を書いてるそろそろ(20時)、セブに到着していると思います。

5月は一緒にクラウドファンディングや大学のリモート授業に挑戦し、

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6月はBongの毎週日曜日SALAでのフィリピン料理弁当販売を始め、最後はディナーのフィリピンナイトの企画、7月1週目はSALAのChefとしてキッチンにも立ちました。

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Cecilはどんなときも作品を創り続け販売も行いました。

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力を引き出し合う、高め合うそんなパワフルな二人の姿に圧倒されながらどんな状況でも一緒に前向きに、たまに落ち込みながら、泣きながら、でもまた前向きに・・・その繰り返しで前進できました。二人とのチャレンジの繰り返しはお互いにパワーが必要だったけど、心底楽しかった。私自身、大きくエンパワーメントされました。結果、一緒に見る景色は何にも変えられないものでした。

何度も飛行機がキャンセルになり、やっとのことで決まった帰国。それが今日です。夫妻には新しい夢ができました。

夢は広がるSALA IN フィリピン

「フィリピンにSALAを創る」

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夫妻が残した言葉です。夢みたいな話ですが、私は信じています。二人といつもチャレンジする中でよく話していたことは
言葉に出してみたり、発信することで夢は実現する、という話。
Bongはその力を「ESP」と言っていました。(なんの略か忘れた!笑)

SALAのコンセプトがフィリピンでも具現化すること、ワクワクします。この状況下すぐに夢は実現しないと思いますが、きっと、できるときにできる。二人のパワーと一緒に体感した「エンパワーメント」の想いはきっといつか実現すると感じます。

点が線になり、夢はどんどん広がっていく。

絶望的で前を向けない状況でも、立ち直り、いつでも自分が前向きであることで多くの前向きな力が集まり、支えられ、広がり、更に前に進む大きな夢へと繋がりました。「支え、支えられる」人のもつあたたかさを直に感じ、また夢や希望の持つ大きな力を体感しました。この数ヶ月の出来事は何にも変えられない。
まだこの先何が起こるか分かりませんが、今までと変わらずに進んでいこうと思います。

2020年7月15日でSALAは4周年!

信じられないくらいの大雨の今日、7月14日に夫妻は帰国を実現、

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明日はSALAが4周年。今年はイベント、という形は取りませんが、Cecilの作品を4周年の記念のエコバックにしました。

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どんなときも応援し、支えてくださる多くの方への感謝の気持ちと、期待していただく思いを素直に受け止めて、力に変えてまっすぐ前進します。
そろそろ、今までの様々な体験(失敗も良いことも)を勇気と自信に変えて、胸を張って前に進んでいく5年目にしたいと思います。

毎年周年を迎える晩の日はいろんな感情ですが、今年はすごく前向きです。

これからもSALAをどうぞよろしくお願いいたします!





最後まで読んでくださりありがとうございます。サポートは全てSALAの事業発展、スタッフのサポートの為に使用させていただきます。ぜひ、応援よろしくお願い致します!