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気遣いの再評価、自分らしい生き方を見つけるために。

私のこれまでの人生では、気遣いや気配り、周りのことを気にすることが多く、それが対人関係や仕事において疲れを感じる一因となっていました。「自分の人生が周りに振り回されているな」と感じることも多く、これらの特質をネガティブに捉えてしまうことが多かったのです。

しかし最近になって、気遣いや気配りができること自体は貴重な資質であり、その使い方を間違わなければ生きるうえでとても大切な要素になると思うようになりました。
というのも、周りを気にしたり、気遣いや気配りをすることは、性格や資質といったものに由来するため、努力や勉強で簡単に得られるものではないことを実感する機会が増えてきたからです。

中間管理職として仕事をするようになって、メンバーを眺めるようになりましたが、気遣いや気配りができる人とそうでない人の違いがわかりやすかったのです。(実際には、できるできないの判断にどうしても主観が入ってしまいますので、気をつける必要はありますが。)

気遣い、気配りができない人に、周りへの配慮をどんなにお願いしても、経験上、その期待に応えてもらえることはほとんどありません。
一方で、気遣いや気配りができる人は、周りに気を遣いすぎて仕事や人間関係で控えめになったり疲弊している場合が多い印象ですが、少しだけ背中を押してあげると素晴らしい成果を上げたり、職場の人間関係の潤滑油になってくれることが多いのです。

仕事での気付きから、自分自身のことを振り返ってみると、過度に気を遣いすぎたり、気を使う必要のない場面や人に対しても気を遣ってしまうことが、自分を疲弊させていた原因だとわかってきました。
何事もバランスが大切です。周りが気になるという感覚を持ちながらも、適度な気遣いや気配りを心がけ、心地よい関係を築くことが重要だと感じています。

気遣いや気配りを適度に活かし、無理なく自分らしい人生を歩むことができれば、日々の生活や仕事においてもより充実感を得られるのではないかと思っています。
自分の特質をポジティブに捉え、適切なバランスを見つけることで、より豊かな人間関係を築き上げることができるのではないかと思えるようになりました。

少し上から目線の内容になってしまったかもしれませんが、ご容赦ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

仕事帰りの電車にて〜タイトル画像はメイプル楓さんのイラストをお借りしました。いつもありがとうございます。

〜今朝のつぶやき〜

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