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虎に翼103話(一美)

家で…

朋一「(お父さんの) 好きに
させなよ。の家は僕が継いでいくんだから」
のどか「そうよ おじいちゃんも怒ったりしないわ」
*この辺り東京の人の片鱗を覗かせてますね
(私の実家は 江戸時代から
江戸→東京なので…見当はつきます)

百合「私は家に嫁いだんです。
航一さんは 星航一のまま居るべきです」

*お家存続のための
嫁(←という呼び方)
家父長制ですから
当然、そうなりますよね
       :一美

航一「なるほど」
百合さんは 寅子さんに
それを強いるのは平気だ…と」
ここで寅子が割って入る
「待ってください!
いつ 私が 航一さんに『佐田姓になって欲しい』と言いましたか⁉︎」
航一「あっ…」
……………
寅子  航一  優未  三人で…

航一「自分の思慮の無さに
辟易します」
優未「私も…ごめんなさい」

航一「今、僕が謝ったのは
格好をつけて
本心を隠していたからです」
寅子「本心…?」
航一寅子さんと結婚したい理由です。
寅子さんの夫と名乗りたい。
『僕の妻です』と紹介したいです。
寅子さんを『妻だ』と
紹介することは
世界中の人に
この人が自分の愛❤️する人だ』と伝えることです」
優未さんの前で恥ずかしいことを…ごめんなさい」

優未「ステキです」

*ホント 素晴らしい!
『原始 女性は太陽であった』を 彷彿とさせます。

航一さんの
内なる女性性って
傷ついてなくて  強い!
      :一美
……
寅子「そんなこと言われたら  私だって…
航一さんの妻、私の夫』と名乗りたくなってしまう
でも
私は佐田寅子として
・弁護士 佐田寅子として
・裁判官 佐田寅子として
歩んで来た道を
無くしたくない!
終わらせたくない!
と思ってしまう」

ちゃんは  相当頑張り
抜いて来たのね。
それで…
努力で手に入れた肩書きが
印籠みたいになっちゃってるのね
なので…
その"印籠の重さ“に気づけないように見えた 穂高教授に
あれほどまでに憤っちゃった…
でも…穂高教授も
星航一さんも
ちゃん程には
肩書きを偏重してないし
肩書きに  しがみついても
いない筈。
これは もう
DNAの異い。

DNAから 来てるから
肩書きに対して
穂高重親星航一
ちゃんよりも
さらっとしてるんですよ。
………
寅子が 手放せない こだわりを 現している
桂場との やりとり

強い頑張りが→こだわりになっていくことはありますよね。
どうやって脱皮していくか
です

…………
山田 轟 法律事務所で…

「なぁ佐田  次の休み
娘さんと お相手と
事務所に来ないか?
佐田となら 『話してもいい』と言ってくれてるんだ」
……………
次の休み
山田 轟 法律事務所で…

遠藤「僕の友達の千葉さんと秋田さん。
で、上野でBARを経営されてる山田さん」

「よかったなぁ佐田
(航一さんは)とても良さそうな人じゃないか」

山田ママ「あたしたちと
話たいんでしょ  何でも聞いてよ」
寅子「では  ご自身が異性ではなく 同性に恋愛感情を抱かれることには  幼い頃から気づいていたんですか?」
遠藤「僕は幼い頃から
自覚はありましたけど…
『軍隊に入って気づいた人もいる』って聞きます」

千葉「僕は妻と見合いする迄  気づかなかったですよ。
戦前は小学校を出れば、
同級生は みんな男だろ。
異性と接するなんて ほとんど無いからね」

*そうか!
お見合いで異性を目の前にして、初めて『異性に惹かれない自分』を知ったってこと ね
                     :一美 

秋田「気づいたとしても
成人すれば  男女が結婚するのは 社会通念上、絶対!だし…ね」

山田ママ「私は自分で望んで性転換手術を受けたの。
今の自分が好き❣️よ
でも…
*頑張ったり
*理由を考えたり
*説明したり
しなきゃ

***↑ ここ 寅子みたい
      :一美

山田ママ「***そうしなきゃ
自分が認められない事が ずっと苦しいの」

「僕らだけ…いつも理由が
求められる」

*そうよね
わかります。
マイノリティって  だけで…
確かに そうですよね
(私も生まれた家からして、
少数派だったので…)

でも…
*頑張ったり
*理由を考えたり
*説明したり
真っ先に↑これをするのは
『自分が自分を認めてあげて無い』からじゃないの?

つまり自分が自分に対して
扱いがヒドい

それが外側に映し出される
       :一美
…………
ちゃんは
混線してるようです。

みんなから離れて…
一人 ブツブツ
「はて…同じ人間は居ない
それぞれ自分らしく生きるべき
でも…    そ」
優未「母は頭の整理をしてるだけなので  お気になさらず」。

…………
その後
 遠藤  寅子の三人になって…

遠藤「そう言えば  プロポーズ お受けに なるんですか?」
寅子「ええ 実は今日の帰りに 彼に伝えるつもりです」
名字は どうするんだ」
寅子「あの後  彼とまた話して『心から夫婦になりたい』と思った
だから…名字の件は
いろいろ試行錯誤したけど
私が折れるのが  一番の近道のようなの」
「納得してるのか」
寅子「少しずつ…ね」

遠藤「僕が言いたいのはね
自分が曲げたく無いものを折る』って 
自分も
・折らせる相手も
傷つけること なんです」

寅子「私は…」

ここで 航一が現れる

寅子さん  僕たち結婚するの やめましょう
直ぐ こう言えず
ごめんなさい」

*一美  どきっ
うろたえる寅子
寅子航一さん   私…」
遠藤「あ.ぁぁぁ  あの…
ごめんなさいっ
あの…僕たちが余計なことを言ってしまったから」
「あ ぁぁ そうだ済まない
ぁ、佐田は それでも…
あなたと結婚したいと決意したところなんだ」

航一「なるほど」
「言葉足らずだったようですね。僕が『やめよう』と言ったのは
いわゆる婚姻届けを出して行う結婚のことです」。

寅子「はて…」

ちゃん
アタマの整理が要りますね
        一美








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