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虎に翼 渋沢栄一 不出来な玄孫

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NHK朝ドラ「虎に翼」が始まりました。 「穂高重親」なるクサい名前で登場した法学者 穂積重遠 は、私の祖父に当たります。 重遠は、私が生まれて直に亡くなっており、記憶にはありませ…
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#渋沢栄一

渋沢栄一と北伊勢上野信用金庫

渋沢栄一と北伊勢上野信用金庫

7月3日新紙幣発行についてCBCテレビの取材を受けた。
新紙幣が手元にあった方が良かろうと、事前に銀行に問い合わせたが、4日になるという。
3日当日、朝のテレビを見ていると、新潟の信用金庫で、朝9時から両替をやるという。

10時半にCBCテレビが来たので、信用金庫はどうか、と言ってみる。近くにある北伊勢上野信用金庫をネットで調べると、「準備出来次第」と書いてある。電話で問い合わせ、四日市の本店に

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虎に翼70話(一美)

虎に翼70話(一美)

気を抜くな 佐田君

「ちょっと失礼するよ」
家裁事務所を訪れた 穂高

寅子「えっ… げっ元気ですか
穂高先生」

多岐川(……そのゴマかし方は無理がある)

*「元気ですか…」って
昨日の今日 昨日 怒声を浴びせたばかりじゃないの… 一美

寅子「 穂高先生 昨日のことですが…」
間髪入れず
「済まなかったね 佐田君 」と 穂高

穂高「私は古い人間だ
理想を口にしなが

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虎に翼70話(重遠の孫)

虎に翼70話(重遠の孫)

穂高イズム穂高「ちょっと失礼するよ」
寅子「げっっ 元気ですか、穂高先生」

穂高「済まなかったね、佐田君。
私は古い人間だ。
理想を口にしながら 現実では、既存の考えから抜け出す事が出来なかった。だが君は違う。
君は既存の考えから飛び出して 人々を救う事が出来る人間だ。
心から誇りに思う。
それを 伝えたかった」

寅子「私は 先生が古い人間とは思いません。尊属殺の最高裁判決 先生の反対意見を

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虎に翼68話(一美)

虎に翼68話(一美)

私の声を上げる

星長官が亡くなって 数ヶ月後、
新憲法下で初となる判断を迫られる最高裁。穂高は、判事の 一人に任命されていた。

「では 多数の決が集まりましたので 憲法に違反しない
合憲ということで」

昭和25年10月
ある最高裁判決が言い渡された

肩を落とす 穂高
……………
猪爪家

尊属殺について
家族みんなの頭で考えている
そして
自分なりの解釈を得ていく

その様子…

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虎に翼69話(重遠の孫)

虎に翼69話(重遠の孫)

半 解退任祝賀会花束贈呈役に
わだかまる寅子

「私と穂高先生が気まずいって分かってるくせに⁉︎」は、寅子の妄想⁇

   ・・・・・

寅子の見る【理想】と【現実】を、多岐川は、どちらも理想だと言う。「俺は、家事部も少年部も みーんな理想を掲げてると思うぞ」
「えっ」寅子 不可解
「つまり、現実と理想ではなく、理想と理想がぶつかり合っている、と云うこと??」

   ・・・・・

寅子「英二君は

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新札発行に思うこと 栄一の玄孫

新札発行に思うこと 栄一の玄孫

渋沢栄一の玄孫 岩佐光

私は、渋沢栄一の玄孫に当たります。朝ドラ「虎に翼」の穂高教授のモデル穂積重遠が栄一の孫、重遠の孫が私です。

栄一について、「資本主義の父」という言われ方をしていますが、本人は、「資本主義」という言葉は使っておらず、「合本主義」と言っています。
小さな力を合わせて、大きな仕事をしよう、という意味だったと思います。
栄一は、一番に、皆の幸せ、平和な社会を願っていたのです。

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虎に翼67話(一美)

虎に翼67話(一美)

自分にしか出来ないこと

「法改正された箇所を改稿すれば
さらに 長きに渡り 愛される著書に間違い無いと…」と寅子

航一「なるほど」

*↑ やりにくい…

寅子「どうでしょうか?」

寅子は
改稿した箇所を見てもらう

『むしろ 民法は 現実の家庭生活を目標にして、その中で人々が 互いに尊重し合いながら 協力していくような民主的な家庭をつくり出そうと…』
航一「いいですね ここ」

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虎に翼67話(重遠の孫)

虎に翼67話(重遠の孫)

出涸らし冥利航一「父の言うこと、真に受けないで下さい」

・・・・・

寅子「現実ってなんですか?
理想は掲げ続けなきゃ ただのゴミ屑ですよ」
多岐川「キミ、今日は一段と荒ぶっているなぁ~」

   ・・・・・

寅子「今日でお手伝いも終わりでしょ。何だかとても寂しくて...
..あら、航一さんも?」
 (さびしさの中身は同じ?違う⁇)

航一「最後の確認をしておきましょう
寅子「えっ

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虎に翼 第5話 を観て   (重遠の孫)

虎に翼 第5話 を観て (重遠の孫)

母の心vs娘の心。
女の思いvs男の思い。
理屈vs感情(きもち)。
常識vs夢。

母の中にも、30年前の(娘の心vs母の心)。
夢の味方と思った桂場は、敵方だった。(男の常識)。

そして、男の常識vs女のきもち。
理屈で桂場を撃破して、
感情のまま 六法全書。
はると、寅子の和解成立。 

母の愛、娘の愛、男の愛。
対立も和解も、愛が全てを生み出す。

拒絶されても、「ありがとう」と母に言え

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 虎に翼   第4話   を観て         (重遠の孫)

 虎に翼 第4話 を観て (重遠の孫)

ただただ 「聞くこと」 の大切さ。
「聞くこと」が、心を開放する。
聞くひとの心も、話すひとの心も。

心は、開かれて初めて 動き出す。       
          光

…………

自分は本当はどうしたい
その思いどおり生きられたら…
「心の底から 自分を誇って 笑えるかも…」(by寅子)
一美

虎に翼 第3話 を観て  (重遠の孫)

虎に翼 第3話 を観て  (重遠の孫)

・妻を 無能力者 とする 法律

・猪爪家 の 絶対権力者 たる(?)
はる

・弁当箱 が繋ぐ縁

・寅子の直情と
 花江の深謀遠慮

一話15分 という制限のなかで、ダイナミックに ストーリーを展開するための道具立てが、あちこちに隠れている。

昭和6年 この年、まだ重遠は48歳だ。まあ 大家 はヨボヨボが面白いのかも。

重親役 小林薫さんは、「晴天を衝けで栄一の父をやっていた。今回は

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虎に翼 第2話 を観て   (重遠の孫)

虎に翼 第2話 を観て   (重遠の孫)

NHK朝ドラ「虎に翼」が始まりました。
「穂高重親」なるクサい名前で登場した法学者 穂積重遠 は、私の祖父に当たります。
重遠は、私が生まれて直に亡くなっており、記憶にはありません。病床のベッドの上で、あやしてくれた と聞いているだけです。
重遠は、渋沢栄一の孫で、私は玄孫です。

しばらくは、朝ドラを観ながら 感じる事、想うことを、書いてみようと思います。

実は、私がこの朝ドラのことを知ったの

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