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教育観2020

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2020年9月の記事一覧

OPPシートの活用を経て思ったこと

二学期から、『新訂 一枚ポートフォリオ評価OPPA 』堀哲夫著 を参考にして、OPPシートを活用した学習をすすめた。

一年生ということもあり、書く能力がまだな子もいて、メタ認知が十分に育っているわけもないので、段階を踏んでの実施をした。

良かった点①本当の意味での一人一人の学習の到達状況がわかるどの教科でも、教師のねらいに留意しつつ、子供の言葉でまとめるのは当然。だが、子供の言葉でまとめていて

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自戒

最近、子供の自立を促そうとするあまり、自分があまりにも冷たいのではないかと感じる。

他の先生方の一年生への接し方をみていると、まるで卵を扱っているかのように半端なく手厚い。

例えば、図工。こうやってこうやってこうやって…細かな説明で、わかりやすい。でも、子供の失敗や試行錯誤を奪っているように感じ、本当の危険以外は言わない。この間も、ボンドを出しすぎた子がいた。でも、ボンドのどれくらいが出し過ぎ

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子供の声を聴くということ

最近、我ながら授業がうまく行ってることが多い。

というのも、自分の中で3年目にしてようやく子供の声を聴くとはどういうことかわかってきた(ような気でいる)からだ。

今までは、子供の声(以下発言含む)を聴くというと、指名しての発表を聴くとか、対角線に立つとか、小さい声のときはあえて遠くに離れて聴くとか、そんなハウツーばかり気をつけていた。

しかし、それは教師としての立ち振る舞いにすぎない。授業に

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信じて任せることの可能性

今年度意識している二つあります。

とことん教えず、子供の中にある仮の答えを問いで引き出すこと。

子供より先に反応しないようにすること。

これを続けているからか、子供がほんとに自分で考えて動くようになってきました。

スタートカリキュラムの作成も進めていたため、保育園・幼稚園でのリーダー経験を生かすことを第一に考え、学校に来てからの動きすら教えず、どうしたら早くできるかを考えさせてきました。

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