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仕事をしながら小説執筆を続ける方法

 noteの更新、めちゃめちゃ久しぶり。
 昨年の12月に更新して以来、今日までにあったことをざっくりとまとめると

離婚して、フリーランスやめて、派遣社員になって、公募で最終選考に残りました。

 こんな感じ。最終選考の結果発表が4月なので、ドキドキの毎日。4月から新しい派遣先に行くので、それもドキドキ。
 そして現在は絶賛、連載中。集英社のマンガ原作賞に応募しています。

 通勤中のバスでふっと思いつき、2日でプロット組んで猛然と書きはじめた中編。フリーランスを辞めて以来、書くことから離れていたので、実に2ヶ月ぶりの執筆でした。

 今回はフルタイムで働きながら、小説執筆や公募への応募を続ける方法をざっくりと。


執筆を毎日のルーティンに組み込む

 結果、これに尽きる。
 歯を磨く、ごはんを食べる、みたいな習慣と同等に「執筆」を据える。

 早起きして執筆……できるまでモチベは高くないので、わたしの執筆時間は必然的に仕事から帰ってきてからになります。
 残業がなければ18時くらいに帰宅、作り置きしておいた冷凍弁当で夕食をささっと済ませます。

 だいたい18時半~19時半くらいが執筆時間。1時間で連載1話分書くのを目標にしています。(1話=2,500字くらい)
 執筆が終わってからお風呂。お風呂を先にすると、リラックスしすぎて執筆に漕ぎ着けないことに気づいたので、執筆→お風呂の順番です。

 大事なのは、残業してもこのルーティンを崩さないこと。

 残業した時は夕食を犠牲にして、執筆時間を捻出します。コンビニ飯で済ませたり、納豆ごはんをかき込んで適当に済ませたり。
 残業すると執筆する気力ないって思うかもしれないんですが、ここが踏ん張り時。とにかく毎日書く。書くことを習慣化させる。


絶対に道に迷わないプロットを組む

 執筆していて手が止まる時って、先の展開を考えている時でもあると思います。ネタはあるけど、どう書いていいか迷っている時とか。

 手が止まる日が多いと、執筆という行為自体が苦痛になって、どんどん執筆から手が遠のく。最悪、書きたいのに書けないって状態になることも。

 わたしは多少手間でも、しっかりとプロットを作り込むことで、執筆をはじめてから迷わないようにしています。プロットを見れば、自分がなにを書こうとしているのかが一瞬でわかるくらいが理想。

 夕食を食べたら、プロットをさっと確認。前日に書いた分を確認。そこからその日のノルマ分を執筆します。プロットを手直ししたくなる前に書ききっちゃうのが目標。
 時間がかかればかかるほど、自分の作ったプロットに面白みを感じられず、書き直したくなったり、展開に疑問を抱いたりするの執筆あるあるだと思いたい。


締め切りから逆算して執筆スケジュールを組む

 締め切りがないと、ダラダラして動けないのが人の常。仕事で忙しい日々ならなおさら、執筆なんて後回しでいいやと思いがち。

 どうしてもダラダラしてしまう人には、やはり締め切りが必要。公募勢なら公募締め切りだし、ネットで連載している人なら、完結日を決める&毎日更新を目標にするとか。
 
 意図的に「毎日書かなきゃやばい!」って状況を作り出すことが、執筆を習慣化するためにも効果的かなと思います。
 わたしは現在、ネットで連載中&公募締め切りが3月31日なので、ゴリゴリ毎日執筆連載中。原稿のストックが1日分しかないので、毎日更新するためには、毎日書かないと間に合わない。

 土日は土日で溜まっている家事とか、色々やらなきゃいけないこともやりたいこともあるし……。
 仕事と執筆を上手く両立させるためには、毎日書くことを習慣にしちゃって、書かないと逆に落ち着かないみたいな状況にまで持っていけるといいよね。


 というわけで自分流、仕事をしながら執筆を続ける方法を紹介しました。
 いま連載しているものは今月中に完結する予定で、4月からはライト文芸大賞に向けて長編の執筆&連載に入ります。

 多くの公募やコンテストは年1回開催。公募なら結果が出るのは半年後や1年後っていうのもざらにある。今年を逃すと来年まで待たなければいけないのがつらい。
 だからこそ、仕事で忙しくても絶対に書ききって応募してやると思えるわけです。

 次の更新はたぶん4月。最終選考の結果が出たあたりか、ライト文芸大賞の連載はじめた頃に更新します。

おまけ:最終選考に残ったよ

 エブリスタで昨年開催された「講談社 女性コミック9誌合同マンガ原作賞」で最終選考に残りました。

 中間発表のページで自分の小説が並んでいるのを見た時は「まじ……?」と何日も信じられず。というのも他の最終選考候補者が、軒並み書籍化やコミカライズ経験者ばかりでド素人公募勢のわたしはなぜそこに自分の名前が並んでいるのか理解できずにビビりまくり。

 正直、受賞はできないと思います。最終選考には残っても、受賞できるほどの強みがないことは作者の自分が一番よくわかっている。
 ただ自分の癖というか、流行りに乗りながらも自分の書きたいものをめいいっぱい詰め込んで書いたので、それが評価されたのはすこしだけ嬉しいです。

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