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《大学生の日経まとめ》SGホールディングスが電気自動車の導入ガチるらしい(2/24)

《記事の要約》

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《記事に出てきた用語解説》

・EV(電気自動車):電気を100%使って走行する車のこと。全くガソリンやエンジンが使われていない。一方で、似たような車両としてHV(ハイブリッド・カー)があるが、HVは一言で言うと普通の車より燃費が良い車のこと。エンジン+モーターの付いた車で、エンジンを使用した際に生まれる余剰エネルギーをモーターに渡すことで、余剰エネルギーがある間はガソリン無しで走行できる。
・リース契約:料金をとって土地や機械、建物などを中長期的に貸すこと。なんだかレンタルするのと大して変わらないと思って調べてみたけど。。。

まとめ

(・∇・)「なるほど。リース契約はBtoB寄りだから、学生の私は知らなかったのか。」

《記事を読んで出てきた疑問》

①共同開発せずとも既存のEVの軽自動車で代替出来ないのか?

 →既存の軽自動車にはない「宅配に適した軽自動車」を作りたいから。

・開発するEVには、後方に広い荷室が確保できる箱形の貨物車・荷台の高さの設計を行い、将来的には他の物流事業者向けの外販も行おうとしている。

・実際に2019年からヤマトグループがドイツの会社と共同開発していたEVトラックは、キーレスエントリー機能(車両から離れると自動でロックがかかり、近づくとロックが解除できる)や、荷物の積み下ろしに適した荷室床面の設計などの工夫を加えることで、ドライバーの負担を減らしたEVトラックを開発していた。

(・∇・)「普通に売っている軽自動車ではなく、もっと1台あたりの運輸の生産性を上げたいんだね。」


②そもそも日本における運輸が生み出すCO2排出量ってどのぐらいなの?

 →国土交通省によると、2018年の日本のCO2排出量(11億3,800万トンのうち、産業部門の35.0%に続いて運輸部門は18.5%(2億1,000万トン)を占めている。

(運輸部門とは日本で発生したCO2のうち、自動車・二輪車・タクシー・飛行機・鉄道などがもたらした部門のこと。車>船>鉄道の順でCO2を沢山排出している)。

・しかし、1990年〜2018年までの排出量を見ると、自動車の燃費改善などによって排出量自体は減少傾向にあるようだ。

(°_°)「運輸部門が2億1,000万トンを排出しているってことは、SGHDはそのうちの0.133%(年約28万トン)のCO2を排出しているってことかー。結構いっぱいCO2出してたんだね」


《番外編:調べてるうちにわかった小ネタ》

・SGホールディングスが東証1部に上場したのは2017年で、割と最近だったみたい。
・しかも、日立物流と資本・業務提携などの関係もあった(4)。


《参考文献》
(1)GLOBIS知見録(2019)「リースとレンタルの違い、説明できますか?」https://globis.jp/article/7291(最終閲覧日:2021年2月24日)

(2)国土交通省(2020)「運輸部門における二酸化炭素排出量」 https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_tk_000007.html(最終閲覧日:2021年2月24日)

(3)ヤマト運輸株式会社(2019)「日本初、宅配に特化した小型商用EVトラックを導入 ~環境負荷の低減と働き方改革を両立し、持続可能な社会の実現に貢献します~」 https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/pressrelease/2019/news_191119.html(最終閲覧日:2021年2月24日)

4)日本経済新聞(2017)「佐川急便のSGHD上場、初値1900円 東証1部上場 公開価格17%上回る」https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24571440T11C17A2MM0000/(最終閲覧日:2021年2月24日)

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