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 あすけんは過食を引き起こす

 過食症は精神や根性でどうにかなるものじゃない、ということを同じ病気で悩んでいる人と共有したくて、この文章を書きました。

 
 また過食(甘いもの)がぶり返した。
 就職活動のストレスもあるが本質は自分の体形が気に入らないストレスだと思う。

 摂食障害を治す最良の方法は、ダイエットをやめることであるというのはわかっているのだがそれが出来ないから困っているのである。

 とりあえずあすけんでカロリー管理するのはやめにした。
 
 ダイエットとは自己否定の一種。

 自分のありのままの体を受け入れることが出来るんだったら病気になんてなってない。

 病気というのは何か足りなくなったものを埋め合わせようとするときにおこる化学反応。
 
 過食という病理は、快楽を求めるか、不快を緩和するかの2つだけ、と私のお気に入りのブロガーが書いていたが私もそう思う。
 私は不眠症持ちで、早朝(というかまだ夜中)必ずと言っていいほど中途覚醒してしまう。
 とにかく寝たいけど不快で不快でたまらなくなり起きてしまうといった感じ。
 不快を緩和する手段が甘いものを食べるということを本能で分かっているので食べたくないのに食べずにはいられなくなるっていう感じ。

 食べなければ不快で二度寝もできないので食べるしかないのだ。

 まるで薬物の禁断症状みたい。

 まるで自分が別の人間になったみたいで甘いものを我慢できない、というか気が付いたら呼吸をするように食べてしまっている、そんな感じで、我慢するとか、欲求を抑えるとかそんなレベルの話ではない。
 意識が乖離している。
 食べているときは意識がないというか感情を感じることが出来ない、ので満足できているか罪悪感を感じているか、わからない。

 主治医に相談しても目覚めているんだから、意志の力で我慢できるはずなんだから精神力の問題って受け止められている、たぶん。

 ちなみに昔ブラック企業で働いていた時には睡眠関連摂食障害と言って、今の病気の意識がないバージョンを患っていたのだが、今はそれよりはまだ量は制限できているからまだまし。

 私は週5ジムで筋トレ1時間と有酸素運動90分やっている。目的が過食の代償というのは何だかむなしい。
 しかし自分に向き合って最善を尽くしているのだから尊いものだ、と自分をほめてみる。

 摂食障害は自己肯定感の低い人がなりやすいと思う。だからたまには自分をほめてみる。
 自分をほめる習慣がついたら自己肯定感も少しはましになるし、摂食障害も治るかもしれない。
 でも今の自分の体形だけはどうしても好きになれない。
 太っていた思春期からずっとそう思ってきた。
 標準体型の時もあった。でも自信がなくて、何か自分の悪いところを探していた。

 摂食障害が治るということは、ジャイアントコーンを食べても、チャーハン大盛りを食べても、ビッグマックセットLサイズを食べても罪悪感を感じなくて喜びを感じられるようになるということかな、 
 そんなことを考えていたら私には一生摂食障害と付き合っていかなければならないと感じ、絶望してしまう。

 早く就職決まらないかな。
 また洋菓子の仕事がしたい。
 スタッフみんなでつまみ食いしてみんなで太ったら、摂食障害なんて治ってしまうし幸せになれるのに。

 

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