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「趣味か教育か?」 (子どもの教育は知識でもお稽古事でもない。お母さんが楽しそうに生き生きしている姿が一番の教育。)

私の好きなテレビ番組の1つ「ウチ、断捨離しました!」の中で、断捨離の提唱者やましたひでこさんが子育ての中で「自分の趣味か教育か」で迷っているお母さんに素敵なアドバイスをしていたのでそちらを。

番組はこちら↓↓

こちらのお母さんは
世田谷区の3階建4LDKに住んでいて、
単身赴任中の旦那さんと
子ども3人(中3、中1、小3)の5人家族。
ご主人は単身赴任中のため、1ヶ月に1回ほど家に帰ってくるぐらいで、お母さんは毎日ワンオペとのこと。

このお母さん、子どもを産む前はキャリアウーマンで、出産後も趣味の粘土細工やアイシングクッキーで講師の資格を取得し、レッスンを開催するほどの腕前。そして作品もすごいクオリティ!作品から完璧ママな姿が想像できるほど!

今は子育てしながら、粘土細工等の趣味をやりつつ、在宅ワークをしており、家事・育児にと毎日忙しそう。

今回のお悩みは、子ども達が思春期真っ最中で、家の中がギスギスしているからどうにかしたい!と。
お母さん自身もイライラしてしまうことが多く、物がなくなれば心にゆとりができるのでは?と応募したとのこと。

やましたひでこさんに相談の上、お母さん自身は「今は教育に専念して、趣味はやめよう!だから趣味のものを断捨離すれば良いのでは。」と考えていたようで断捨離をスタート。
でも断捨離をしていく中で、趣味のものを全て断捨離しようと思っていたのに、手元に残そうとしてしまう自分がいることに気づく。
でもこのお母さん、完璧ママなので、「やる!と決めたからには全部捨てたい!でも捨てられない…。」と葛藤しながら、1ヶ月間断捨離に励む。

時には「子どもは思春期真っ只中で、反抗してくるし、私は教育に専念しようと趣味を諦めようとしているのに、子ども達は自由に好きな事をやっている…」
断捨離をしながら色々な自分の感情と向き合ってました。

そして1ヶ月後、断捨離を終え、やましたさんが再度お家に。
しっかり断捨離できていたのに、なんだか浮かない顔をしているお母さん。
やましたさんがお母さんに話を聞いてみると、

「捨てようと思ったのに、捨てられなかった。捨てた方が良いとはわかっているんだけど、それができなかった。」

とやはり、趣味のものを全て捨てることができなかったことにモヤモヤしてた様子。

すると、やましたさんが

「やりきれなかったことが一番自分へのヒントになる。これが今の自分の有り様を教えてくれている。」

と、するとお母さん

「教育のためやりたい事を我慢しようとしたけど、本当は趣味のレッスンを再開したい。」

と本音がポロリ。

その本音に対して、やましたさんが

「子どもの教育は知識でもお稽古でもない。お母さんが楽しそうに生き生きしている姿が一番の教育。」

と言っていて、その通りだな〜と。

「人生って楽しいんだよ」って教えるためには、自分が自分の人生を楽しんでいなきゃ教えられない。
「あなたの教育に専念するために、お母さんは〇〇を諦めたのよ」って言われても、子どもも全然嬉しくないよね。

出産して1年経ったけど、子どもは本当によく親の姿を見ているなと。
私と主人が楽しく会話していると、子どもも楽しそうだし、私がイライラしていると、子どもなんだかぐずりがち。
最近は真似っこも増えてきて、教えることもあるけど、子どもは他人の姿を見て色々なことを吸収していくんだなと最近考えさせられる。

だから「お母さん好きなこと、やりたいことたくさんあるんだよ。好きなことたくさんできて幸せなんだ。」って子どもに伝えるだけでも、すごい教育なんじゃないかな〜。

そしたら子どもも「じゃあ僕も好きなこと、やりたいこと、たくさんやっていいんだ!」ってなりそうじゃん。

だって楽しそうな人と一緒にいたら、大人でも楽しい気持ちになるんだから。子どもだって一緒だよね!

子どもは産まれた直後から、自立できるように色々な人のサポートを受けながら、長い時間かけて成長していく。
その中でお勉強やお稽古事も将来のために大切かもしれないけど、この世にはたくさん楽しいことがあるんだよってことを親の姿から学んでいってほしいなと、今回のやましたさんの言葉からまたひとつ子育て指針ができました。

子どもが楽しく一人で生きていけるように、どこまでサポートできるか。
日々考え、模索しながら、子どもと一緒に楽しみながら育児していきたいな〜!

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