群青

水を覗けば 金魚の群れ
行ったり来たりを 影へと集う
虚ろな目をして 私を見りゃ
あんたは私に何を思う

えんりゃこらさと抱えた慕情に
あんたの色を 例えりゃ群青
私の空に名を連ねる

赤い半纏(はんてん) 泳ぐように
あんたはどっかと行ったり来たり
風に吹かれりゃ 煙草吹かし
移り香を消す手段に使う

えんりゃこらさと抱えた恋愛に
あんたの色を 例えりゃ群青
涙袋に名を連ねる

夢が間近と 金魚掬い
破れる和紙に答えが浮かんで
知らぬふりすりゃいいもんかと
朧月夜に浴衣が映える

えんりゃこらさと抱えた憂いに
あんたの色を 例えりゃ群青
惨めな恋に名を連ねる
えんりゃこらさと抱えた淫らに
あんたの色を 例えりゃ群青
女の肌に名を連ねる

#オリジナル #音楽 #歌詞 #詩 #曲付けOK #演歌