提灯どおり

お転婆すぎて 転んだ階段
なかった筈なのに 出来てた階段
愚かだったのは 私の方でも
倖せの角を ひとつ間違えただけで
提灯どおり逝き

親が嘆いてた 私へ叫んだ
「顔に塗った泥を拭わないといけないのは
お前を産んだ 私が悪い」と
包丁片手に泪ながら発狂して来た

太陽の中じゃ 愛し合えなくて
月の光にさえ当たらない恋でも
お互いの愛は本物だったと
倖せの角を ひとつ間違えたけれど
倖せだったから

「あんたが仕向けた腐ったものなど
私の子どもに押し付けないで 穢(けが)らわしい」
愛にはあった 年の差の中で
提灯持ってるのは私だけの幽霊道(ゆうれいどう)

柳の下で あなたにすれ違っても
あなたは気付かない 私は誰にも見えない

愛の間違いを正したくなくて
閻魔に会っても私は洗いざらい話す
親に刺されて 私が死んで
悦んでるのはあなたの親だけかもしれないね

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