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おうち書道のススメ②


こんにちは桜です。8月最初のnoteは書道シリーズパート2のお話です。

今日は、書を書いてみたいあなたにオススメの本などをご紹介したいと思います。

基本から学べるテキスト本2冊

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検索上位によく見かける2冊を今週読んでみました。書道用具はミシンと同じで(笑)準備が億劫なのはよくわかります。道具さえテーブルに出せばやる気が沸いてくる。どちらの本も開いたら是非書いてみましょう!

青山裕之著『書道の教科書』こちらは、久しぶりに筆で半紙に書いてみたいあなたにオススメです。2文字のお手本が沢山記載されています。娘達は「わぁ書写の教科書の字だ!」と反応。分かりやすく実用的でした。

横山豊蘭著『書道の教科書』こちらも初心者から読める一冊ですが、以前習ったことがある方はより楽しめる内容でした。巻末には「千字文」*のお手本が付いています。さらに令和の今知りたいアートとしての書道もよく分かりました。英語訳付き。

*ここで出てきました「千字文」というのは、漢文の長詩1000字で古くからある基本の書を練習する方法です。大人の練習といえば一般的には写経などが有名ですが、いろんな書体で書いて学べ、マイペースに進めることが出来ます。

競書など毎月の段位を目安にすることがスタンダードな目標ではありますが、自身の練習として“千字書く!”こともきっといい目標になるかと思います。テキスト本もいくつか出版されていますし、なんと最近は電子書籍やpdfのお手本をタブレットで見て書く時代になりました。

⏬ちなみにこんな資料もありますよ


手軽に筆ペンで書いてみた

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早速千字文を100円の漢字練習ノートに400円の筆ペンで記入してみました。計500円!ノートがあれば専用の紙いらず。書いてみたいと思ったらすぐ出来るのが筆ペンですね。最近は色とりどりで選ぶのも楽しいです。お子さんの書き取り学習の隣や隙間時間にチャレンジしてみてくださいね。

書道史を知りたい方は


書道部に在籍していたり、書写技能検定を受ける方や臨書をして有名な作品に触れている場合は、書道の歴史も読んでみると面白いですね。

私は以前マンガ『はねとめっ!』河合克敏さん・資料が載っている魚住和晃さんの『書の歴史と名作手本』をよく読んでいました。今イチオシなのがズバリ高校の教科書です。

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フルカラーで、資料も素晴らしくそのままお手本になるそれが教科書。高校のは本格的。(教科書を扱う書店やネット、フリマ大手サイトなどで購入できるようです。)機会があれば是非ご覧下さい。

墨の香りで落ちついたり、自分の世界に集中したりとコロナ時代にもできるおうち書道。本や筆ペンでもその世界に触れてみてくださいね。


あなたの“楽しい”が、増えますように。


お読みいただきありがとうございました。


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