見出し画像

中国の私有地は再び接収される可能性がある。個人も投げ売りに向かうかも!

不動産投げ売りは、不動産会社だけでは済まないと思います。原則的に共産主義国の国土(土地)は全て国有地(共産党の所有物)だ。

ところが、鄧小平は「白いネコが云々」と言って、資本主義路線に走り、国有地を民間に売った。その結果として、今の経済発展があるわけだ。

ところが習近平は、いきなり路線変更をし、鄧小平を否定して毛沢東路線に向かっている。共産主義への回帰だ。となると、私有地は共産党に(再び)接収される。共産主義は私有財産を認めないから当然とも言える。実際に毛沢東は私有地を認めなかった。

実際にそうなるかどうかは不明だ。しかし、中国の民間人がその様に考えれば、もちろん先を争って土地を売却するだろう。しかも、土地価格の暴落は既に始まっている。パニック売が既に起きていてもおかしくない。

中国では、基本的に資産と言えば不動産しか無い。人民元は、紙幣が市場で通用しないという有様だし、銀行はすぐに潰れる。現金預金はリスクが高すぎる。
 社債や株も、企業を共産党が牛耳っている限り、非常に怪しい。しかも既に巨大IT企業が次々と傾きかけている。もう先は見えているのだ。

だから、中国人民がこの20年に稼いだ金は、かなりの部分が不動産になっているだろう。これが売りに出される。

中国経済は大混乱になると思う。土地バブル崩壊だ。しかも共産主義経済における土地バブル崩壊など、前代未聞であり、今後の予測など不可能だ。

まさにカオスだ。

*****


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?