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一所懸命はやめた方がいい:他の所も試しましょう!

「一懸命」とも言いますが、元は封建制度において、武士が殿から賜った土地を守ることを指しています。

いかにも、封建的な日本企業が好きそうな言葉です^^;

また「一所」は農民も同じでしょう。先祖代々の田畑を守るしかない。

そういう背景があるからでしょうが、日本人は、とかく同じ場所で頑張り続けたがる。そして、それが美徳だと考えている。

「石の上にも3年」、「骨を埋める覚悟」、「教師生活25年」、、、とか好きですよね。

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でも、今は封建社会じゃないし、農民は少数派だ。
そして社会の変化は速いし、価値観も職業もライフスタイルも多様化した。

一所懸命は失敗します。

自分に適したライフスタイルを求めて、多くを試すべきです。

多所懸命ですね。

そして、可能ならば同時進行で複数を試したほうが良いです。効率がいいし、一つが失敗しても路頭に迷いません。

つまりダブルワークです。

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おまけ

イジメ犯罪やパワハラ、過労死などの背景には、この「一所懸命は良いことだ」があると、私は思います。

旭川のあの子だって犯罪被害者になった時に、すぐに転校すれば悲劇を避けられたでしょう。

仕事だって、苦痛ならば次を試した方が良いです。必ずしも成功はしないでしょうが、その方が勝ち目が有ると、私は思いますね。

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おまけ2

日本の中高校生の部活動は、3年間ずっと野球部とか、ずっとテニス部とかで、途中で変更する人は少ないと思います。

米国では、それは未成熟の身体に悪影響を及ぼすので、ご法度だそうです。彼らは、例えば1年毎とか、シーズンごとに競技を変更して、まんべんなく体を使うのが基本らしいです。

 だから米国の高校には、「甲子園」に相当する巨大イベントがないのでしょうね。「3年間、毎日が野球漬け」みたいなのは、悪徳とされているようです。

改めて考えてみると、アメリカのエンタメには「ドカベン」、「キャプテン翼」、「YAWARA」みたいな、「スポーツ少年」ストーリーがほとんど無いですね。

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