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「男は会社、女は育児」は明治の富国強兵策です^^;

 今は令和です。一体、いつまでやっているのですか?

 当時は、とにもかくにも日本は人口を増やしたかった。それは労働力であり、軍事力だったからだ。だから女性は多産を奨励された(ちなみに私の父は1925年生で10人兄弟)。

 だから女性が会社で働かないのは当然だった。そんな暇はなかったのです。出産、育児のほうが重要だった。

 つまり女性は育児で忙しかったので、役に立たない側の性である、男が会社で働いたのです。別に男が有能だからじゃない。むしろ無能だから本拠地を離れて「出稼ぎ」に出たのです。

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 また、あの頃は戦争が多かった。日清、日露、日中、太平洋戦争と立て続け。だから命令1つで喜んで国のために死ぬ兵士が必要だった。
 しかし、それは流石に無理な注文だ。でも妻子のためならば死ぬというのは大いにある。だから夫は家庭内で「守護神」として祭り上げられ、実際に戦って死んだ。代わりに妻は夫に服従し奉仕した。
 これは、それなりにWin&Winの関係だったのです。

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 ところがここ77年間は戦争がない。人口も1.3億人もいる。富国強兵策は必要ない。

 しかし富国強兵策の形式だけは、男に都合が良いので男が残した。結果として、男は妻子のために命を捨てる気もないし24時間働く気もないのに、威張り散らし、共稼ぎにも関わらず育児家事を妻に押し付けている。
 挙句の果てには、実に多くの家庭でモラハラ・DVをやらかしている。一説によると8割の家庭だ。
 「そんな馬鹿な」と多くの夫は考えるだろう。なぜかというと、ほとんどのモラ夫は加害意識がないからだ。妻子に関心がない、もしくは人間観察力がない(空気が読めない)、もしくは自分が妻を支配するのは当然だと見なしているので、被害が発生していることに気づいていない。

 ただの男尊女卑思想。というか、そんな「かっこいいもの」ですらない。
 男がひたすらダサくなっただけです。

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