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ちょっとだけイマ

父が亡くなった

久しぶりに会う兄弟は見事な程に

やばくなっていた

兄弟はワタシに色々言う

兄「ははっやべぇ笑 櫻〜一緒に何かやるか? こっち来いよ。兄貴紹介するから♪」

姉「あんたさ〜そろそろマジメちゃんやめなよ笑笑」

ワタシ「……うるさいなぁ……」

ワタシだけだ
父の事を思って泣いているのは

その時 Yさんが肩を叩く
ワタシ「お久しぶりです……」

Y「さくら。早く東京へ来なさい」

誰もが知ってる大物俳優が現れ
皆びっくりしていた

姉「何繋がり??」
兄「俺にも紹介して!」

ワタシは何も言わなかった
Yさんに言われなくてもワタシは東京へ行くつもりだ

別にYさんに何かをしてもらおうなんて思ってない

……恩は返すつもりだ

Y「何故、アイツは誰も呼ばなかった?沢山来るだろう…」

ワタシ「遺言が。昔からの奴らには知られたくないと……。だから知らない人達は沢山います。後から知るでしょうけど。」

お妾さん達はめっちゃ泣いている

母はこの場に居なかった

実は違う組の若頭のモノになっていた
【そこも東京だ】

色々あったのだが割愛させてほしい

悔しい
お母さんは *あの日* ワタシを裏切った

ワタシは父に復讐するつもりだったが、ターゲットが変わってしまった

でも、ワタシも人の事言えないのだ

ワタシは自分の事だけで楽しそうにしている兄弟が羨ましかった
でも、お兄ちゃんはなんやかんやと気にしてくれている
毎日電話もかかってくるし…。
嬉しいは嬉しいのだが……

ワタシはお母さんとは縁は切れていない
ワタシがソコへ行ったら喜ぶだろう

《お母さん、ワタシは小さい頃のままの櫻じゃないよ?》

待っててね

本編に戻ります

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