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発表会まであと1か月を切りました・・・

今日はヴァイオリンレッスンでした。いつもは大体2コマ分(1時間半)予約しますが、今日は1コマ(45分)しか取れませんでした。しかたがないので、アイネクライネナハトムジークのみ見てもらおうかと思いましたが、先生が「半分ずつみましょうか。」と言ってくださったので、ヴィヴァルディとモーツアルト両方を見てもらいました。

次のレッスンは1週間後なので、今日は本日のレッスンで言われたことを備忘録がてらメモしておこうと思います。


ヴィヴァルディ 協奏曲ト短調第1楽章

見せ場を作る

「よく弾けているので、あとは言われたことをこなすだけではなく、『ここは聞いてほしい』という部分を作るとよいですよ。曲の盛り上げ場所はすでに作曲家が作っているので、自分の聞かせたい場所を作ったらどうでしょうか」との先生のご提案。
例えば、61小節と62小節は、1オクターブ違うフレーズですが、2回同じフレーズがあるので、後半をもう少し音量出して響かせるとか。

音の処理

フレーズの終わりの音の処理をもう少しブラッシュアップする。弾いた後、弓を弦から離して出る響きを、弾いた後弓を弦から離さずに置いたまま終わるように弾く。ひじの動きを利用する。繰り返し、弓の引き方を練習する。後半、弓がバウンドしないように。69小節のシ・ソ・ソの最後のソの音。開放弦だけど、出すぎないで、最後の音は抜く。

最後の重音

ト短調第1楽章は、ソ・レ・シ♭・ソの4重音で終わるのですが、どうも音程がいまいち。前の196小節からの流れで、ラ・ファ♯・ソと弾いて、ファ♯の音が低くならないように。それができたら、ラ・ファ♯・シ♭・ソと弾いて、ファ♯が高くなるようにすることと、シ♭を低くすることを意識する。

そのほか

・ 79小節のラ♭がどうしても高くなるので、低くする。
・ 73小節のラ♭・ソ・ファ・ミのラ♭を響かせる。そのためには前小節である72小節での弓の使い方に注意。2回目のミ・ド・シ・ドのドのときにスピードをもって弓元まで戻ってくる。それには、ミ・ド・シとド・ラ♭・ソ・ファ・ミで分けて、ドは後半のグループと捉えてラ♭の音を深くする。
・138小節、139小節の後半の山場、ラ・レ・ファ・ミ・ド♯・レは、ファが一番高い音だが、出だしのレを大きく。ラはUFOキャッチャーでつり上げらているように、アップで弓運びする。スーッと。

モーツァルト アイネクライネナハトムジーク

メトロノームで練習する

「ヴィオラやチェロが刻んでくれますが、1stヴァイオリンがしっかりテンポ意識しましょう。」とのこと。

弓を戻して弾く

1小節、3小節は1個弾いたら、弓を中弓下くらいまで戻す。56小節とかも59小節も同様。

スタッカートは軽く

弓は弦をこすって音を出すけれど、その範囲は狭く。弓は丸く円を描くように。69小節のド・ド・ド・ド・ドの弾き方注意。

そのほか

・49小節・シ・ド・レ・ド・シのドはスタッカートついている感じで。レガートにならない。
・19小節後半、シ・ラ・シ・ド・ラの運弓は我慢。次のトレモロに備えて、半分くらいで抑えて。
・27小節のド♯・ラ・ラ・ラ・ラのラ×4は歌わない。軽く。
・70小節、71小節はちゃんと山を作る。
・74小節の高いレは細く。次の75小節は場面が展開するので、音質を硬く。
・105小節、106小節のレは全部同じ音量ではない。表情をつける。

おわり

大体こんな感じでしょうか。

アイネクライネナハトムジークは、セカンドは自分の先生ですが、ヴィオラ、チェロの方とは全く初対面です。
ヴィオラ、チェロの方にご迷惑をおかけしないようにしたいですが、果たしてどうなることやら・・

モーツァルトって、ヴィヴァルディとテイスト全く異なるので、頭をしっかり切り替えなきゃいけないなあと思いました。
スタッカートを軽く響かせて弾くのって得意じゃないんです。。あまりレッスンでも出てきたことないし、まるで筋トレみたいに、最初はうまくできてても、だんだんだれてきてしまう。うまく右の弓をコントロールしなきゃなと思いました。

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