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【名医取材記#4】主治医が人生が決める「運命の人」となる話

できれば遠くの病院には行きたくないけど…

『国民のための名医ランキング』編集部です。
今回の取材記は、医師や病院を「選択すること」について思うことを書きたいと思います。
皆さんはどうやって医師や病院を選んでいますか。まずは「近くの病院だから、通い慣れた病院だから」という方が多いと思います。特に意識せず流れのままに病院に通い、良い医師と巡り会うことができたら大変幸運です。身近に信頼できる医師や病院があることは何よりも安心につながります。または「がん」など手術が必要な大病にかかり、遠くの病院まで医師を探しているという方もいます。

選ばなくても結局は「自分が選択したこと」になる

病院や医師を「積極的に選択する」のか、「自然の流れのまま」にするかは自由なのですが、どちら場合も最終的には一人の「主治医」にたどり着くことになります。時にその「主治医が自分の人生を決定づける運命の人となる」ことがあります。「どの医師や病院でも同じだ」と思っても、驚くほど医師によって治療方針や技量が変わってきます。方針や技量が違えば当然、「結果」も変わってきます。
取材で多くの患者さんを見てきましたが、後悔することがないよう、やはり自分の人生は自分で選択するという積極的な気持ちで医師や治療法を選ぶことを大切にして頂きたいと思います。
または、自分の感性を大切にして「治療を望まない」というのも一つの人生観ですから「あり」だとは思います。

「地元の口コミ」は参考になる

日本は、世界に誇れる「国民皆保険」という制度により、医師や病院を「選択する」ことが可能です。辛抱強く探すことによって名医でも「保険の治療費」で診てもらえ、納得できる治療を受けることができます。ちなみに、中国など海外では、「かなりのお金持ち」でなければ医師や病院を自由に選択することはできません。
良い医師や病院の情報は、まずは地元の口コミが重要で、地域の評判はかなり信用できると思います。他にも、名医を探す第一段階として本やネットで評判の良い医師や病院の情報を集め、参考とするのは有効な方法です。

医師の第一印象や病院の雰囲気も大切に

しかし、これには注意も必要です。ほとんどの「病院ランキング本」やネット情報には、医師や病院が「お金を出せば掲載される広告のスペース」があります。ネットの検索では「やらせ」の口コミも多くあります。または、怪しげな自由診療をクリニック等で行って、かえって病状が悪化したケースも報告されています。
治療を成功させるためにはいかに早く、有益な情報を得るかが決定的になります。最適な医師を探している方にとって、医師や病院から一切広告費をもらわず、忖度なしで掲載を決定している『国民のための名医ランキング』がその手がかりとなればと思います。
この本では、医師の顔写真が載っているのも大きな特徴です。第一印象は自分との相性も含めて、重要な判断材料になるかと思います。写真を見ながら「どの先生にしようかな」と選ぶことは、人生の大きな転機となるかもしれません。皆さんが「自分にとっての最適な名医」と出逢えることをお祈りしています。
全国の名医を探す取材は続きます!


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