これだけは続けなきゃいけないこと
今年に入って、明らかに"体が悪い人"を桜の日々で診るようになりました。
今まで来てた人が"元気だったのに来てた人"という意味ではなくて、もっとわかりやすく、極端に悪い人を診るようになったということ。
その最たる例が、ガンを患っている人。
投薬ありの人無しの人それぞれで、経過もそれぞれです。
見立てと体の状態が合致すれば肩こりの人と同じように、ガンの人でも施術の直後から何かしらのイイ感じを感じてもらえることが多いです。
桜の日々の施術いいですよ〜なんて話がしたいわけではなくて
強めに伝えたいのが施術と次の施術までの時間の過ごし方のお話。
施術で効果がちゃんと出るからこそ、ここを大事にできるかどうかで回復に大きな差が出ます。
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まず断言できるのが、
これだけやっておけば大丈夫
と言うものはないです。これは多分言い切って大丈夫。
でも、これだけはやっておかないと他の全てが無駄になる可能性がある。
と言うものはいくつかあります。これもある程度言い切れる。
じゃあその、やっておかないことって何かって言うと
1:睡眠
2:真呼吸
3:食べ方
優先度も上から順です。
(今日はこの中でも特に呼吸のお話)
だから、何を食べるかとか1日何食とかそんなのは上の3つができていなかったらほとんど意味がありません。何か価値を感じられたとしても、それをすることによって得られる恩恵が実は半分、いや、それ以下になっている可能性も高いです。
反対に言えば、この3つが完璧に近い状態で自主的に続けられれば、施術なんていらなくなっていくし、何食べたらいいかのアドバイスだって不要に近づきます。
すでに不調なんてないけど、もっと楽にパフォーマンス高く動くために、楽な体の使い方を体得する。すると気づいたら姿勢がよくなってる。これが1番自然な流れ。
さて話を戻して、肩こりの人は、この3つができていなくても永久的に肩こりとおさらばはできずとも、施術に通っていればそれ以上悪くなることはないかもしれません。
でも
加齢とともに
仕事の忙しさによって
何か大きなストレスがかかった時
体を支える基盤がないから大崩れしてしまう。
と言うことが施術に通ったり、食べ物を気をつけて選んでいるだけでは起きてしまう可能性がつきまといます。
とはいえ、可能性があってもしばらくは大丈夫だったりします。
だからどこかで気づいて、睡眠と呼吸を大切に、真呼吸ができるようになるようにしつこく伝えます。
でも、ガンがすでにできてしまった人は悠長なこと言ってられません。
そこまで調子が悪い人だと、そもそも食欲がなかったりするので、やれることも呼吸しかない場合もあります。
だから、みんなまず呼吸を真剣にやってくれる。
状態が悪い人だと、深く正しい呼吸とまでいかなくても、体が楽になるのもちゃんと感じてもらいやすいんですね。
そうすると、食欲が少しずつ戻ってきたり、ずーっとあった不快感がなくなってきたりします。
(ここで注意しなきゃいけないのは、その回復はガンが治っていくこととは直結していない場合が多いと言うこと。そこで喜びすぎるとぬか喜び。大切な過程ですけどね。)
ここまでくると、食欲が戻ってくるので、追加で優先して取るべき食材のアドバイスもしたりします。
そうなってくると、少しずつおかしなことが起き始めます。
食べ物を教えてもらったあたりから段々と、呼吸から意識が遠ざかる。この理由はいろいろありますが。
もともと食べられないところまで弱っている人が、呼吸で食べられるようになるのは、気を巡らせる力が少し補われたから。
でもまだ、巡らせる力が回復したわけじゃないので、呼吸を蔑ろにするとまたすぐに巡らなくなってしまいます。
だから食べたものから得られる恩恵が弱まるし、段々とまた食べられなくなってくる。
もともと心身がある程度充実している状態なら、呼吸サボっても
また肩凝っちゃった(テヘペロ
ぐらいですみますが、
弱っている状態だと呼吸をサボった影響が顕著に出ます。
だから、必ずやめちゃいけない
呼吸だけはやめちゃいけない
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ガンとか、重病を患ってる人が呼吸をちゃんとしてるかどうかで、あらゆる治療が良い方に働くか悪い方に働くかが顕著ってだけで、呼吸の恩恵は誰にでもあります。
空気と食べ物など口にしたものから得た気を全身の細胞に隅々まで行き渡らせるのが真呼吸。
美容のため
集中力を高めるため
痩せるため
あらゆることを日々実践している方
ぜひそこに呼吸をプラスしてみてください。
深く深く、細胞にまで気を行き渡らせる呼吸は
今使っている化粧品のチカラを隅々まで巡らせてくれるし
体の中をしっかりと巡った気は脳を活性化させて集中力を高めるし
食べものから得た気を巡らせれば、栄養が必要な臓器に行き届き、流れ続けるから余分なお肉がつきにくくなります。
流行りの16時間ダイエットとか
ものすごく良い成分の入った化粧品とか
1日1食がいいとか
そういう話の、以前の話。
真呼吸ができれば、今の自分にはどれがいいのか正しい感覚でわかるようにってくるかもしれませんよ。
ここで挙げた例もほんの一部に過ぎませんが、これを読んだことを機に、真呼吸を全ての幹と捉えて、味わいながら取り組んでくれる人が増えたら本望です。
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