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本日の一曲 vol.162 グリモー モーツァルト ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488 (Mozart: Piano Concerto No.23 K.488, 1786. Played by Hélène Grimaud) cf. 薬師丸ひろ子

モーツァルトのピアノ協奏曲第23番は、1786年の作品であり、オペラ「フィガロの結婚」と同時期のものになります。古典派のピアノ協奏曲の最高傑作と言われることもあります。

演奏は、エレーヌ・グリモー(Hélène Grimaud)さんのものをご紹介します。エレーヌさんは、1969年にフランスのエクサンプロヴァンスで生まれ、パリ音楽院で学んだフランスのピアニストですが、フランス音楽よりもドイツ音楽に親しみを感じると話したりしています。また、ご自身で、共感覚があると話しており、音に色彩を感じるそうです。

ドイツ・グラモフォンから第2楽章の映像が公開されていますので、こちらもご覧ください。

エレーヌさんは、オオカミの研究もしており、著作もあります。

さて、この曲の第2楽章は、松本隆さんが歌詞をつけて、薬師丸ひろ子さんが歌っています。

この曲は、1986年にリリースされたアルバム「花図鑑」に収録されたものです。このアルバムはすべて花を歌った曲からなっていて、松本隆さんが発案したそうです。薬師丸ひろ子さんのノン・ビブラートの歌声もお楽しみください。

(by R)


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