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    さくらMusic officeでは、新企画「本日の一曲」をスタートしました! この「本日の一曲」では、ジャンルにこだわらず、時にはアーティストや時代背景にも触れながら、誰もが知るヒット曲から隠れた名曲まで幅広く音楽を発信して参ります。 ご覧の皆さまからの音楽情報も取り入れ掲載いたしますので、事務局HP(http://sakuramusic.jp)お問合せフォームまたはoffice@sakuramusic.jpまでお送りください。

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本日の一曲 vol.208 ジャニス・ジョプリン ボール・アンド・チェイン (Janis Joplin: Ball And Chain, 1968)

ジャニス・ジョプリンさんは、1943年1月19日、アメリカのテキサス州で生まれたアメリカのブルース・シンガーです。ジャニスさん自身が語っていたように、ジャニスさんは「ブス」でいじめられっ子でした。不細工で人に受け容れてもらえない寂しさ、切なさというのがジャニスさんの音楽の根源にあったと思います。そして、ブルースはジャニスさんが共感できた音楽であり、かつ、歌を歌う天賦の才能があったことからブルース・シンガーになったのです。しかし、ジャニスさんはアルコールや薬物に依存してしまった

    • 本日の一曲 vol.207 サティ 家具の音楽 (Eric Satie: Musique d'ameublement, 1920)

      エリック・サティさんは、1866年にフランスのオンフールで生まれた作曲家で、1888年の「3つのジムノペディ(Gymnopédies)」が最も有名な曲だと思います。サティさんは、「音楽界の変わり者」と言われ、サティさんに交響曲や大規模な管弦楽曲などの作曲はなく、室内楽曲やピアノ曲、歌曲があるくらいです。 しかし、その考え方は、後進の作曲家に大きな影響を与え、フランス6人組(ルイ・デュレ、アルテュール・オネゲル、ダリウス・ミヨー、ジェルメーヌ・タイユフェール 、フランシス・プ

      • 本日の一曲 vol.206 玉置浩二 メロディー (1996) 卒業式シーズンの3曲

        今月は卒業式のシーズンですね。日本の曲を3曲ほどご紹介したいと思います。1曲目は玉置浩二さんの「メロディー」(1996)。作詞作曲は玉置さんで、玉置さんの古巣である安全地帯のことを歌った曲だそうです。動画のサムネイルになっている画像は、「メロディー」とはちょっとイメージが違いますが、同年にリリースされた玉置さんの5枚目のアルバム「CAFE JAPAN」のアルバム・ジャケットです。 2曲目はフジファブリックの「記念写真」(2008)。フジファブリックのメジャー3枚目「TEEN

        • 本日の一曲 vol.205 ブライアン・イーノ テイキング・タイガー・マウンテン (Brian Eno: Taking Tiger Mountain, 1974)

          ブライアン・イーノさんは、1948年5月15日、イギリス・イングランドのサフォーク州ウッドブリッジで生まれ、1972年にロキシー・ミュージック(Roxy Music)のキーボードとしてデビューしました。 しかし、1973年には早くも脱退していしまい、ソロ活動に入ります。本日ご紹介する「テイキング・タイガー・マウンテン」は、1974年にリリースされたソロ2作目の同名のアルバムの最後に収録された曲です。 このアルバムには名曲「サード・アンクル(Third Uncle)」も収録

        本日の一曲 vol.208 ジャニス・ジョプリン ボール・アンド・チェイン (Janis Joplin: Ball And Chain, 1968)

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          本日の一曲 vol.204 リスト 灰色の雲 (Franz Liszt: Nuages gris, 1881)

          フランツ・リストは、1811年10月22日、ハンガリーで生まれ、1822年に11歳でピアニスト・デビューを果たした後、ピアニスト、作曲家として活躍し、1886年7月31日にドイツのバイロイトで亡くなりました。リストさんは、1837年にマリー・タグー伯爵夫人(Marie d'Agoult)との間に娘コジマ(Cosima)を儲けますが、コジマさんは、1870年に再婚して、リストさんより1歳半年下のリヒャルト・ワーグナー(Richard Wagner)の2番めの妻となり、1883年

          本日の一曲 vol.204 リスト 灰色の雲 (Franz Liszt: Nuages gris, 1881)

          本日の一曲 vol.203 サイモン・ハラム グラハム・フィトキン ゲイト (Graham Fitkin: Gate, 2001, performed by Simon Haram)

          グラハム・フィトキンさんは、1963年4月19日生まれのイギリスの作曲家です。ミニマリストあるいはポストミニマリストと言われます。この曲「ゲイト(Gate)」は、ソプラノ・サックスとピアノのための曲であり、フィトキンさんのホームページによると、「この曲はトリルという一つのことから作曲が始まりました。2つの隣り合った音が交互に配置されると、単純かつ一定のビート・グループが出来上がります。それをさまざまなテンポの文脈に配置すると、トリル固有のクオリティが疑わしくなってきます」と説

          本日の一曲 vol.203 サイモン・ハラム グラハム・フィトキン ゲイト (Graham Fitkin: Gate, 2001, performed by Simon Haram)

          本日の一曲 vol.202 ラモーンズ 思い出のロックンロール・ラジオ (Ramones: Do You Remember Rock 'N' Roll Radio?, 1980)

          ラモーンズは、アメリカ、ニューヨーク出身のパンク・バンドで、1976年に「ラモーンズの激情(Ramones)」でアルバム・デビューをしました。 その音楽のルーツは、ビートルズやビーチ・ボーイズと言われており、パンク・バンドというだけあって、基本的にはスリーコードで、2~3分で終わる曲ばかりです。ボーカルで198センチの長身であるジョーイ・ラモーン(Joey Ramone)さんは、シャム双生児として生まれたとか、ギターのジョニー・ラモーン(Johnny Ramone)とは犬猿

          本日の一曲 vol.202 ラモーンズ 思い出のロックンロール・ラジオ (Ramones: Do You Remember Rock 'N' Roll Radio?, 1980)

          本日の一曲 vol.201 ホロヴィッツ チャイコフスキー ピアノ協奏曲 (Peter Tchaikovsky: Piano Concerto, 1875. by Vladimir Horowitz & Arturo Toscanini, 1943)

          チャイコフスキーのピアノ協奏曲は、もともと大ピアニストで、チャイコフスキーさんが敬愛していたニコライ・ルビンシテイン(Nikolai Rubinshtein)さんに献呈するべく作曲されていたのですが、思いの外、草稿を知ったニコライさんから最大限に貶されたため、結局、ハンス・フォン・ビューロー(Hans von Bülow)さんに献呈された曲です。第1楽章の壮大な冒頭部分は特に有名な部分かと思います。ピアニストの重要なレパートリーの一曲です。 本日ご紹介するのは、ウラディミー

          本日の一曲 vol.201 ホロヴィッツ チャイコフスキー ピアノ協奏曲 (Peter Tchaikovsky: Piano Concerto, 1875. by Vladimir Horowitz & Arturo Toscanini, 1943)

          本日の一曲 vol.200 ベイ・シティ・ローラーズ ロックン・ロール・ラブレター (Bay City Rollers: Rock And Roll Love Letter, 1976)

          ベイ・シティ・ローラーズは1970年代半ばに日本においても女性のティーンエイジャーを中心に絶大な人気を誇ったイギリスのスコットランド・エディンバラ出身のバンドです。彼らはご当地のタータン・チェックの衣装をよく纏っていたことから、タータン・チェック旋風などとも言われました。 「バイ・バイ・ベイビー(Bye Bye Baby)」「サタデー・ナイト(Saturday Night)」「マネー・ハニー(Money Honey)」「ロックン・ローラー(Rock'N'Roller)」「イ

          本日の一曲 vol.200 ベイ・シティ・ローラーズ ロックン・ロール・ラブレター (Bay City Rollers: Rock And Roll Love Letter, 1976)

          本日の一曲 vol.199 ルービンシュタイン ベートーヴェン 皇帝 (Ludwig van Beethoven: Piano Concerto No.5 "Emperor" by Arthur Rubinstein)

          ”アーサー”・ルービンシュタインさんは、1887年1月28日にポーランドで生まれ、ピアニストして神童の誉れ高く、1976年に引退するまで80年以上のキャリアを誇り、1982年12月20日にジュネーヴで95歳で亡くなり、その遺灰はエルサレムに葬られました。体格は小さかったようですが、その演奏する姿は、大風格を備え、まさに大人(たいじん)でした。 1947年公開のアメリカ映画「カーネギー・ホール(Carnegie Hall)」では当時の演奏する姿が収められています。ここではフレ

          本日の一曲 vol.199 ルービンシュタイン ベートーヴェン 皇帝 (Ludwig van Beethoven: Piano Concerto No.5 "Emperor" by Arthur Rubinstein)

          本日の一曲 vol.198 キャメル アイス (Camel: Ice, 1979)

          キャメルは、イギリス、イングランドのサリー州ギルフォード出身のバンドで、プログレ・バンドと位置づけられることが多いのですが、エモーショナルな曲をメインにしているバンドだと思います。ギター、フルート、ヴォーカルを担当するアンドリュー・ラティマー(Andrew Latimer)さんが最初からのバンドのフロントマンです。 本日ご紹介する「アイス」は、1979年にリリースされたアルバム「リモート・ロマンス(I Can See Your House From Here)」のラストを飾

          本日の一曲 vol.198 キャメル アイス (Camel: Ice, 1979)

          本日の一曲 vol.197 ヴィヴァルディ 夏の嵐 再 (Vivaldi: Le quattro stagioni, L'Estate III, 1718-1720)

          弊社の「本日の一曲」で最初に取り上げたのが、ヴィヴァルディの四季から夏の第3楽章「夏の嵐」でした。 ヴィヴァルディの四季は、ヴァイオリニストにとって重要なレパートリーであり、たくさんのヴァイオリニストが弾いています。 そこで、「夏の嵐」について、どの演奏が適切なのか、皆さんの好みなのか、アンケートをとってみたいと思います。以下、サンプルの演奏の動画をピックアップしてみます。 まず、「本日の一曲」で最初に取り上げた樫本大進さんの演奏。 アンネ・ゾフィー・ムターさんの演奏

          本日の一曲 vol.197 ヴィヴァルディ 夏の嵐 再 (Vivaldi: Le quattro stagioni, L'Estate III, 1718-1720)

          本日の一曲 vol.196 アイアン・バタフライ ガダ・ダ・ヴィダ (Iron Butterfly: In-A-Gadda-Da-Vida, 1969)

          アイアン・バタフライは、1966年に結成されたアメリカ・サンディエゴ出身のバンドで、解散、再結成を繰り返し、オリジナル・メンバーのロン・ブッシー(Ron Bushy)を中心に活動していましたが、そのロンさんも2021年に亡くなってしまい、おそらくもう活動は休止せざるを得ない状態になっています。 本日ご紹介するのは、彼らの最初のヒット曲と言ってよいかと思いますが、1968年にリリースされた「ガダ・ダ・ヴィダ」です。同年に同名のアルバムもリリースされ、アルバムに収録されたバージ

          本日の一曲 vol.196 アイアン・バタフライ ガダ・ダ・ヴィダ (Iron Butterfly: In-A-Gadda-Da-Vida, 1969)

          本日の一曲 vol.195 ショスタコーヴィチ ヴィオラ・ソナタ (Dmitiri Shostakovich: Viola Sonata, 1975)

          この「ヴィオラ・ソナタ」はショスタコーヴィチ(1906生~1975没)さんの最後の作品です。この曲はモスクワ音楽院の教授であり、ベートーヴェン弦楽四重奏団のフョードル・ドルジーニンさんに献呈されました。 ショスタコーヴィチさんのドルジーニンさんへの説明によると、「第1楽章は短編小説、第2楽章はスケルツォ、第3楽章はベートーヴェンへの追悼だが、あまり惑わされないように」ということだったそうです。ドルジーニンさんご本人による演奏です。 第1楽章。アルヴァン・ベルクの遺作である

          本日の一曲 vol.195 ショスタコーヴィチ ヴィオラ・ソナタ (Dmitiri Shostakovich: Viola Sonata, 1975)

          本日の一曲 vol.194 ヘイルストーム ラヴ・バイツ (Halestorm: Love Bites (So Do I), 2012)

          ヘイルストームは、アメリカ・ペンシルベニア州レッドライオン出身のバンドで、リジー・ヘイル(Lizzy Hale, G&Vo)さん、アレジェイ・ヘイル(Arejay Hale, Dr)さん姉弟を中心に1997年に結成されました。 ヘイルストームの演奏については、一度取り上げたことがありました。 本日の「ラヴ・バイツ」は、彼らのセカンド・アルバム「The Strange Case Of...」(2012)に収録され、同年のグラミー賞のハードロック/ヘヴィーメタル・パフォーマン

          本日の一曲 vol.194 ヘイルストーム ラヴ・バイツ (Halestorm: Love Bites (So Do I), 2012)

          本日の一曲 vol.193 ショスタコーヴィチ 交響曲第10番 (Dmitri Shostakovich: Symphony No.10, 1953)

          ショスタコーヴィチさんの交響曲第10番は、大顰蹙(ひんしゅく)を買った交響曲第9番の後、交響曲としては8年間の空白を経て、ヨシフ・スターリンが死んだ1953年3月から作曲を開始し、同年12月にエフゲーニ・ムラヴィンスキー(Evgeni Mravinsky)さん指揮、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で初演がなされました。 演奏時間は約50分で、30分近くかかる重苦しい第1楽章からはじまり、苛烈な第2楽章、優美な第3楽章、喜びが爆発したとしか思えない第4楽章からな

          本日の一曲 vol.193 ショスタコーヴィチ 交響曲第10番 (Dmitri Shostakovich: Symphony No.10, 1953)