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本日の一曲 vol.334 エマーソン・レイク・アンド・パーマー 未開人 (Emerson, Lake & Palmer: The Barbarian, 1970)
前回、キース・エマーソン(Keith Emerson)さんのピアノ協奏曲(Piano Concerto No.1)をご紹介しました。 本日は、ELPがデビュー当初からカバーしてきたクラシックの曲を拾っていきたいと思います。 エマーソン・レイク・アンド・パーマー (1970)ファースト・アルバム「エマーソン・レイク・アンド・パーマー(Emerson, Lake & Palmer)」に収録された「未開人(The Barbarian)」は、ベーラ・バルトーク(Béla Bart
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本日の一曲 vol.333 キース・エマーソン ピアノ協奏曲第1番 (Keith Emerson: Piano Concerto No.1, 1977)
キース・エマーソンさんは、1944年11月2日生まれのキーボード奏者で、1960年代後半に「ザ・ナイス(The Nice)」、1970年代には「エマーソン・レイク・アンド・パーマー(Emerson, Lake & Palmer、以下「ELP」)で活躍しました。 そのころのキース・エマーソンさんのステージ・パフォーマンスはクレイジーなもので、演奏しているハモンド・オルガンに飛び乗る、逆さまから弾く、ナイフを突き刺す、挙句の果てには破壊したりしていました。 有名なのは、宙を回
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本日の一曲 vol.332 ピアノ・トリオ集補遺 ハイドン ピアノ三重奏曲第40番 (Franz Joseph Haydn: Piano Trio No.40 Hob.XV:26, 1795)
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)さんのピアノ三重奏曲第38番(Hob.XV:24)・第39番(Hob.XV:25)・第40番(Hob.XV:26)の3曲は、ハイドンさんの2回目のロンドン・ツアー(1794~1795)の最後の数週間に作曲されたもので、当時のハイドンさんの恋人だった在英のレベッカ・シュローター(Rebecca Schröter, 1751-1826)さんに献呈されたものです。 レベッカさんは、ピアニストであったヨハン・サミュエル・シュローター
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本日の一曲 vol.331 ヴィオッティ ヴァイオリン協奏曲第23番 (Giovanni Battista Viotti: Violin Concerto No.23, 1792)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(Giovanni Battista Viotti)さんは、1755年5月12日、現在のイタリアにあったサルデーニャ王国のフォンタネット・ポー(トリノの北東約40キロ)で生まれ、先日ご紹介したフリッツ・クライスラー(Fritz Kreisler)さんの「前奏曲とアレグロ(Praeludium and Allegro)」の作曲者とされていたガエターノ・プニャーニ(Gaetano Pugnani)さんの弟子になり、ヴァイオリンや指揮法などの
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本日の一曲 vol.329 クライスラー プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ (Fritz Kreisler: Präludium und Allegro im Stile von Pugnani, 1905)
1875年2月2日にウィーンで生まれたフリッツ・クライスラーさんは、まずヴァイオリニストとして有名ですが、数々のヴァイオリン曲の名曲を作曲し、作曲家としても有名です。 クライスラーさんは、7歳から10歳までウィーン音楽院でブルックナー(Anton Bruckner)さん、ドント(Jakob Dont)さん、ヘルメスベルガー(Joseph Hellmesberger Jr.)さんたちに、10歳から12歳までパリ音楽院でドリーブ(Léo Delibes)さん、マサール(Lamb
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本日の一曲 vol.327 スーパートランプ ロジカル・ソング (Supertramp: The Logical Song, 1979)
スーパートランプは、ボーカルのリック・デイヴィス(Rick Davies)さんとロジャー・ホジソン(Roger Hodgson)さんが中心となってスタートしたイングランドのバンドで、1970年にファーストアルバムをリリースしました。本日ご紹介するのは、彼らが1979年にリリースした大ヒットアルバム「ブレックファスト・イン・アメリカ(Breakfast In America)」に収録された1曲「ロジカル・ソング」です。 このアルバムは大変によく売れ、タイトル曲は当時日本でもC
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本日の一曲 vol.326 エヴァネッセンス ブリング・ミー・トゥ・ライフ (Evanescence: Bring Me To Life, 2003)
エヴァネッセンスは、中学生時代に知り合ったボーカルのエイミー・リーさんとギターのベン・ムーディーさんが中心となり、2003年にアルバム「フォールン(Fallen)」をリリースしてメジャーデビューをしたバンドです。このアルバムは大変なセールスを記録し、アメリカでは600万枚以上が売れました。昨年(2023年)11月には20周年記念バージョンも発売されました。 本日ご紹介する「ブリング・ミー・トゥ・ライフ」はシングルカットされた曲ですが、アルバム全体の雰囲気を代表する曲といって
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本日の一曲 vol.323 ジョーン・ジェット&ブラックハーツ アイ・ラヴ・ロックン・ロール (Joan Jet & The Blackhearts: I Love Rock 'N Roll, 1981)
ジョーン・ジェットさんは、ガールズ・バンドのはしりだったランナウェイズ(The Runaways)の「リズム・ギター」担当でした。 ランナウェイズは、日本では、当時、ガールズ・バンドだったというだけでなく、ボーカルのシェリー・カリー(Cherie Currie)さんが下着姿でステージ・パフォーマンスをするということで話題をさらい、来日時には大騒ぎだったのです。この来日時にトラブルが勃発し、ベースのジャッキー・フォックス(Jackie Fox)さんが脱退、日本での話題は急速に
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本日の一曲 vol.322 テンシュテットのワルキューレ第1幕 (Richard Wagner: Die Walküre Act 1, 1870 cond. Klaus Tennstedt)
「ワルキューレ」は、リヒャルト・ワグナー(Richard Wagner)さんの4部作「ニーベルングの指環(Der Ring des Nibelungen)」の第1夜の作品です。「ニーベルングの指環」については、以前ご紹介したことがありました。 この「ニーベルングの指環」のうち、第1夜「ワルキューレ」の第1幕は、「指環」の中でもドラマティックな構成になっていること、全体で約1時間であること、歌手が3人しか出てこないこと、などから、演奏会形式で取り上げられることがあり、レコード
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本日の一曲 vol.321 ザ・セレクター トゥー・マッチ・プレッシャー (The Selector: Too Much Pressure, 1980)
1979年、イギリスでスペシャルズ(The Specials)がギャングスターズ(Gangsters)のヒットを飛ばし、1950年代にジャマイカで発祥した「スカ(Ska)」が一大リバイバル・ブームとなりました。 日本でも、1981年、マッドネス(Madness)がホンダシティのCMに出演したりして、スカが有名になりましたが、日本のバンドにも影響を与えたのでした(ただし、日本のスカバンドで有名な東京スカパラダイスオーケストラのメジャー・デビューは1990年でしたので、それまで