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メンタルは強い方だと思っていたのに適応障害になった話


タイトルの通り

私は今年の3月に心療内科で
適応障害と診断されました

今はもう通院も終わり治ったと思います


心の問題なので何をもって『治る』とするのかは
わかりませんが

食欲が戻ってきて
朝も起きられるようになって
仕事にも嫌々と思わずに行けるようになりました


「仕事をして心を病んだ」とはよく聞く話で

知り合いでもいたし同級生でもメンタルがやられて
仕事を辞めたり休職した人がいたのですが

まさか自分も病むとは思わなくて

なんなら自分は
メンタルが強い方だと思っていたのです


そう思っていた理由がいくつかあって

・元々ポジティブ人間で私の周りには人が集まると
周りに言われるほどだった

・父の死を乗り越え、大げさだが
「生きてるってすごい」の境地に立っていた

・1人でフィリピンやオーストラリアに語学留学に行き
いろいろな経験をしてきた

などなど

メンタルが強いといってもいいだけの理由は
揃っていたと思います


それでも仕事がキツかった

心が病むにはそれだけで十分でした


どんどん心が疲れていっている自覚はあったのですが
自分自身がメンタル強いと思っていたからか
それを認めたくなくて

メンタルよりも先に体調にきていました

(食欲がない、胃腸にくる、食事も取るのが疎かになるほどの眠気など)


一度メンタルがやられた友人は
休職を数ヶ月し
心療内科には1年通っていたらしく

「早めに仕事を休めるようにした方がいい。
ひどくなってからでは治すのにとても時間がかかる」

と言っていました


その友人は職場の人間関係が原因だったそうで
特に原因となっていた人が部署を異動したため
職場に復帰することができたそうです

ストレスの原因がなくならないと
治すのは難しいんだと話を聞いたときに感じました


じゃあ私の場合は?

職場の同期や上司はいい人ばかりで問題ない
やはり仕事内容が私にはキツすぎるんだ

と改めて気付き
体調面にも表れるようになって
ようやく休職することになりました


自分のメンタルは強いんだと
過信しすぎていたから
弱っている自分から目をそらしてしまっていたのです

もう少し早くキツいと感じていることを
相談すればよかった

いくら精神が強くても
嫌だと感じることを何時間も何日も過ごしていると
折れてしまう

それが人間の心だと思います


環境があっていないだけ


もし私と同じように
メンタルが疲れてしまっていると感じるなら

どうか自分を責めないであげてください


心が元気を取り戻せるまで
自分に優しくすることを許してあげてください


私の経験が誰かの役に立ちますように





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