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人間関係ストレスの原因は期待のズレ:役割期待②<福山桜子:本気で変わるコミュニケーション>
「役割期待のズレ」
よく耳にする代表的な例に、「恋人に仕事でのストレスを話したら、ただ愚痴を聴いてほしいだけなのにアドバイスされて余計ストレスだった」というものがあります。
これはわかりやすい「役割期待のズレ」。
愚痴っている方は「それはムカついたね」「そうかそうか」など『共感』を期待している。なんならどうすればいいか、すでに自分で考えてたりするからアドバイスはいらない。聴いている方は「解決の糸口をなにか言えたらいいかな」「相談されてるのなら役に立たなければ」と『対策』を期待されてると思っている。『共感』と『対策』のズレがストレスになる。
わたしも一時期、すべての相談に『対策』で答えていました。つい、「解決策をなにか提案してほしんだな!」と思ってしまっていたのです。でも、ありますよね、ただ、聴いてもらって、一緒になって「なにそれムカつく!」って言ってほしいだけの時。私も、実は、多少は、自分が悪かったと思っていても、ひとまずムカついているので、それをどうにか解消したいだけで愚痴ったりします。そういう時に、意見されると「そういうことじゃなくて!」と怒っちゃったりして。。。
最近は、相談されて『共感』か『対策』かどっちを期待されているかわからない時は、まずはひたすら聴く。それから、「どうしたいか考えてる?」「なんか私の考えてることも言ったほうがいい?」と言ったようなことを相手に確認するようにしています。
はたしてあなたの期待している役割は相手に伝わっているか。
はたして自分は相手の期待している役割を理解しているか。
相手のタイプや状況によって、期待の仕方や伝え方を変える必要がありますが、言語化してコミュニケーションをとり、ズレを解消していくことで、ストレスは減ります。
まずはストレスに感じる相手や、ストレスに感じたことを書き出してみてください。
過去のストレスな人間関係をサンプルにしてみるのも、気づきがありますよ!
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