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いじめられていた過去との向き合い方

千葉県野田市の櫻木神社の桜を失礼致します。あと24日で30歳になります。サクライツクルです。


めちゃくちゃ突然ですが、私は中学校の少しの間いじめられておりました。今日はそれについて書きます。

タイトルや前置きから暗くなってしまいそうですが、今は全く引きずっていないし、比較的暗くはならない内容になる予定です。書いているうちに負にヒートアップしてしまったら申し訳ありません。

私は北海道の片田舎の出身です。人口は6000人程度。人よりも牛や馬の数の方が多いです。小学校は1学年40人しかいないのに特例的2学級制度みたいな謎の制度で無理やり20人くらいずつの2クラスに分かれていました。

そんな片田舎の半年間のみで起きた出来事なので、内容もくだらないし、そんなに大きな事件でもありません。


そもそも私には、いじめられる要素が他の人より比較的多くあります。

・家がすごく貧乏で今にも壊れそうな借家に住んでいた(実際に中学校に入る前にもう壊すからという理由で立ち退きをさせられた)

・貧乏だから服もすごくボロかった(小学校6年生で初めてジーパンというものを知った)

・母親が視覚障碍を持っている(でべそどころじゃない特徴)

・家業が「しいたけ農家」というあまり浸透していない農家だ

・父親が韓国人とのハーフだ


つまらない大喜利みたいになりましたが、こんなスペックでした。異を排除するのが子供というもの。このスペックでは、流石にいじめられ不可避かと思われましたが、中学二年生まではいじめは全く起きませんでした。

なぜならツクルの幼少期はそれを凌駕する能力を持っていたからです。

因みに小学6年生の時はこんな状況でした。

・野球部 主将(地区大会優勝 全道大会ベスト8)

・学級委員長

生徒会 生徒会長

・学力1位

・足が速い(100m走北海道2位 ※地区の新記録を出して、今も残っているくらい住んでた地域じゃ無敵の速さ)

・足だけじゃなく全てのスポーツが出来た
(実際に中学校では、野球部、サッカー部、バスケ部、陸上部の顧問でツクルの取り合いが起きた)

自分で言うのもほんとあれだけど、そこそこ神童でした。足が速いだけでも無敵な小学時代において、いじめられる要素を遥かに凌駕した能力を持ち合わせていたのです。

そのまま俺の青春は、体育祭のリレーで毎年俺が全員を追い抜かすというドラマみたいな活躍をしながら過ぎていくかと思われましたが、中学になり足速い特需が終わりを告げ始めます。

相変わらず足は速いのにみんなの優先順位が変わってきたのを暫く自分では認識が出来ませんでした。

アイツはカッコよくてモテてるけど俺の方が足が速いのに

アイツは髪型に気を使ってモテてるけど俺の方が足が速いのに

アイツは優しくてモテてるけど俺の方が足が速いのに

こう思っておりました。

そして中学2年生の時、ついにいじめが始まります。


あんなに色んな面白い要素がある中で、みんながいじめるのに決めたのは、【実家がしいたけ農家】でした。


そこなんだ。

たくさんあってそこをいくんだ。

内容としては無視をする。悪口的なものを言う(しいたけ菌がうつる~などと少し上手いことを言われたりしていました)などくだらない内容です。

内容はどうでもいいですし、味方になってくれた人もたくさんいたし、高校行ったらどうせほとんど会わなくなる人だし、先生方が気づいて早くに解決してくれたので、そんなに現状大きな傷になっていないのですが、自分が一番大切に思ったのは、中学生を嫌な想い出として終わるのが嫌だ。ということでした。


その時の感情は一瞬だけど、想い出は一生です。


いじめられている最中はただじっとしていた自分ですが、いじめられた後、このまま終わるのは嫌だ!楽しい中学生活という記憶で終わりたい!と思いました。

いじめられていた人がクラスに復帰するのは並大抵なことではないとは思います。でもどうせもう会わない人だしどうせなら楽しく終わるために何か試して見ようと思いました。

なのでいじめられてから、自分はクラスを観察し、クラスに必要な人間になるためにクラスに足りていない役割は何かを探すことにしました。


クラスを観察していると
へらへらボケるお調子者のやつはいるけど
それをツッコむやつは全くいないな

と考えました。

正直この考察もかなりキモイんですが、お笑いにハマりにハマっていたので、これでいこうと決めました。そこから自分はかなり頑張ることになります。

まずは身近な人へのツッコみを始めました。


まずは、芸人のマネです。
1歩目は何をするにもマネからです。

オンバトを見すぎていたので、

鬼畜の所業!

とか言ってた気がします。


きつ。


でも小中学生なんてちょろいので
笑ってもらえてました。そこの役割は誰もいないので、重宝もされました。

ブルーオーシャン。

ツッコミってその人の会話を膨らませることが出来るし、なんなら何もボケたつもりがない言葉でも、後付でなんとかボケにすることも出来ます。

そう気づいてからは自分の言葉でもどんどんつっこんでいくようになりました。

ツクルと話すと会話が盛り上がる

ってみんなが気づき始めると会話してくれる人もどんどん増えていきます。

こうして徐々に信頼を勝ち得、中学2年生でいじめられていたツクルは、いつの間にか中学3年生の文化祭で漫才をやるまでになっていました。

実際のところは分からないけど、体感としてはかなりウケたし、地元の人はよくその時の話をしてくれます。

完全に受け入れられた瞬間でした。
卒業文集もツッコミうまいねとかお笑い芸人になったら教えてね。とこ書かれてました。

いじめられていた人がです。


M-1でトリだったウエストランドが

お笑いは何にもいいことがなかったやつの復讐劇だと言っていましたが、自分もお笑いにはそれくらいの何かを逆転させる力があると思いました。

そここらなんだかんだ、大学でも続けて社会人でもだらだらと辞められずに続けています(辞めるつもりがそもそもないけど)


いじめって、

いじめる人が勿論悪いのは前提です。前提ですが、子供のうちには(特に多様性に触れていない子供)では、分からないものに対して拒否感とかあるのはしょうがないこととも思えます。

だから、もしいじめられてたり今が苦しいと思うような人がいたら、まずは自分の幸せを考えて欲しいと思います。

いじめてくるやつのために人生が変わるなんてマジで無意味です。失敗したってそいつらとはもう関わらないので関係ないです。ツッコみをしてなんか痛いやつみたいになったとしてもああこのキャラはあんまり受け入れられないんだなって次のキャラとか言い回しとか見つけるための踏み台にしたらいいんです。

いろんなケースがあるし、たまたま上手く行っただけの自分がこんなこと言っても説得力無いかもしれないけど、自分の幸せを何より考えるというのはずっと考えていて欲しいです。

大丈夫。

いじめてたヤツらはみんな変な工場とかで働きました。いじめられてた自分の方がずっと高学歴でずっと今は人生を楽しんでいます。

あとは就活でかなりウケがいいので、活用しまくってました。逆にありがとう。


あといじめをしてる奴

めちゃくちゃ勿体ないからマジで辞めた方がいいよ。その時間で勉強でもしろ。

いじめられた方は忘れないからな?人に絶対に恨まれながら一生をすごすなんて一時のおふざけでやるにもマジでコスパ悪いから。

やってる人が、もしいたら直ぐに辞めることをオススメします。

だから俺はもういじめられたことは特になんも思ってないけど、後悔をさせるために定期的にこういう場で話すことにしています。

いじめた側が忘れるのは絶対に違うので。


まとまらなくなってしまいましたが、
言いたいことは、

・いじめられてても大丈夫。
いじめてくるやつとは関わらないからいろんな経験の踏み台にできる人はしちゃえ

・いじめるやつはマジでコスパが悪い
一生誰かに確実に恨まれて生きてくなんて可哀想。どの面下げて孫とか抱くつもり???

・お笑い最高。みんなやろう。
やりたくてもできない人はネタ書くから一緒にやろう。やって打ち上げしたらもう最高だから。


ということです。

いじめなんてしてないでみんなで花見とかしよう。


今日はそんな感じです。
あとから見て色々文章変えたりするかも。

誰かが傷つく文章にしたくないので
何か思うことがあったらこっそり教えてね。

では。

【花見って別に桜じゃなくても綺麗ならいいね】置いときます。

また明日。

そんなそんな。気にしないで下さい。カンパ制のライブくらい気にしないで下さい。