発達障害と愛着障害
こんにちは。
発達障害(ADHD)当事者の桜井ななえです。
今回は、発達障害と愛着障害について書いていきたいと思います。
一般に、乳幼児期に形成される「愛着」は、子どもが社会と関わっていく土台を作るそうです。
愛着障害とは、幼少期のケア環境の乱れやケア不足、親子間の安定しない関係などが原因で、子どもが安定しない愛着関係を築くのが難しい状態を指します。
具体的には、他者との関係で適切な距離感を保てない、信頼関係を築くことが難しい、感情の表現方法や自己認識に課題を抱えるといった症状が現れます。
愛着障害と発達障害の関連性に関して、多くの研究がされてきたそうです。
愛着の問題は、うつや不安障害、依存症、境界性パーソナリティ障害や摂食障害といった問題にも関係してくるそうです。
私個人の話で言いますと、20代の頃、完全に愛着障害を発症していたと思います。
私は親に愛されなかった(というか親はいつも機嫌が悪い)ということもあり、愛されたいという気持ちが強く、とくに承認欲求が大爆発して、人生が壊滅していきました。
30代になった今、「あぁ私は他者と信頼関係を結ぶことが出来ない人なんだな」と理解し、自分にも他人にも期待することを辞めました。
そうすることで、穏やかな日々が訪れるようになりました。
桜井ななえ
発達障害の方対象の、電話相談を受け付けております。
本を出版しました。
『発達障害女子、生活保護を受給しました。』
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