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私のカウンセリングスタイル:クライアントさま質問まみれ型

最近、セッションのご感想で、私がする質問について書いていただくことが多いなと気づいたんです。

私ってそんなに質問するのかな?と振り返った時に、確かに受動的な傾聴という形ではなく、能動的に質問をたくさんする、というカウンセリングスタイルだなと気づきました。

なので、「傾聴」の看板をそっと下ろしました。

全然癒し系じゃないことがコンプレックスの私は、傾聴が得意な癒し系カウンセラーにとても憧れているのですが、その夢は来世に託しました。


質問をたくさんするというカウンセリングスタイルになったのは、私のライスワークの影響もあるんだと思います。

私のライスワークはダイレクトマーケティングを扱う広告代理店です。クライアント(この場合取引先企業のことですね)の商品を売るお手伝いです。

私の業務は営業とデータ分析寄りです。

広告により、どんな反応があったか、売上にどういう動きがあったか、そういう結果をもとに、ひたすらその要因を分析します。
どうして?いつから?どこが?昨年はどうだった?他社はどうなの?

起きている現象に対して、その原因と思われる仮説を立てて検証していき、因果関係をはっきりさせる。

そうやって分析することで、次回からも好調な売り上げを立てられるように施策の再現性を高めていく、そんな仕事です。


私はカウンセリングでも、これをやっているんだと思います。

クライアントさまのお話を聞く中で「問題を起こしている原因」の仮説が浮かんでくる。その確度を高めるために、あれこれ質問をしていく。

先日いただいたご感想が、まさにそのことを表現していただいているなと思います。

「言葉ひとつひとつを丁寧にさらって、そう考えるのは何故なのか?という問いかけをすることによって、より明確に、より深いところの感情まで分析し、問題点を浮かび上がらせるようなカウンセリングでした。」(Mさま)

こんなご感想もいただきました。

「後で振り返ると全ての質問に意味があり、繋がっているんだと思えたのは初めてでした。その上で、これまで受けたカウンセラーさんの中でもずば抜けて的確なアドバイスを頂けました。」(Tさま)

「起きている現象」にはかならず「原因」があり、それが何かをひもといていく。

これが私が20年近くやってきた仕事であり、もはや趣味です。
いちばんたかぶる。いちばん楽しい。


そして、原因を知るための深掘りの質問以外に、私がよくする質問があります。

最高の自分だったらどうする?
友人として自分を見たらどう思う?
もし男に生まれていたらどうしていた?

知らないうちに自分の中に作っているブロックをはずして自分を見ていただく質問です。

これは本当に好き。
クライアントさまの口から出てくる答を聞くのが本当に好き。

誰だって本当はちゃんと自分の価値を知っている。自分は十分やってきたと知っている。自分にはできると知っている。自分を信じている。自分のことが好きなんです。

それにちゃんと気づいていただくための質問です。

私はその答えを聞きながら、わくわくして興奮したり、胸がいっぱいになって涙目になったり大忙しです笑。


そもそも、カウンセラーから質問をされると、自分の顕在意識では認識してなかった気持ちが潜在意識からひょっこり出てきて、自分の口からぺらぺら出てくることってありませんか?

質問に答えながら「私こんな風に思ってたんだ」と知ってびっくりする。
私はそれをイタコタイムと呼んでいて、カウンセリングの醍醐味だと思っています!


そんなわけで傾聴の看板を涙をのんで下ろした私ですが、傾聴はできなくても受容と共感の看板は下ろしておりませんのでご安心ください。

そして何より、私はいつでも全力100%で、クライアントさまの価値を信じていて、それをちゃんとはっきりしっかりわかっていただくために、たくさんたくさん質問しているんだと思います。


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