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「ほんとのほんとにそう思う?」

っていう問いが、1番好きだなぁと思う。

自分がされるのも、人に問うのも。

好きっていうか、大事というか。
よくよくよく考えたい問い。
自分にも何回も何回も聞いている問い。

*

この問いが好きなのは、自分でちゃんと考える、ってとこにいけるからだと思う。
なんとなくとか適当にとか流れで選んでいるときに(選んでいるとも気づいてないことに)気づく問い。

いつ頃からだったか、なんか迷ったり困ったりしたときに相談に乗ってもらう律子さんに、よく言われていた。
「ほんとにそう?」
「ほんとのほんとに?」

自分でそう思ってると思ってたのが、
なんとなくそうするものだと思い込んでいたとか
こんなくらいしかできないかな、ってあきらめ入った中で思ってたとか、
めんどくさいことやしんどいこと避けた中で選ぼうとしてたとか、
そういう、一応自分で選んでそう思ってるんだけど、ほんとに本気でそうしたいわけじゃなくない?ってことがわかって。
あ"ぁ"ぁ…ってなるやつ。

無意識や習慣的な感じで意思なく選んでしまっているとか、避けてるとそのとき楽なのを選んでいるとか、そういうの。

あ、そういう風に選んでるなと、ちゃんと考えてないなと、自分がそうしてるのに気づけるようになったってのはすごく大きくて。
(気づけないときとか、気づいても流されたままのときもあるんだけど。)
それわかってよかった!ってほんとに思う。

なので、好きだしよく使う問い。

がっつりしっかり考えるときでなくても、あれ?ほんとにそうかな?くらいでしょっちゅう軽く使ってる気がする。

*

コロナでこういうご時世で、これまでなんとなくこうするもの、これが当たり前、ってやってきたのが通じないようにもなってるから、こんな感じの問いを考える人も増えてるのかなぁ、とも思う。
どうかな?

そんなの関係なく、私はこの問い大事だから、し続けるけどさ。
「どうしたい?」「どう思う?」っていうのをよく聞くけど、ほんとはさらに「ほんとに?」って聞きたいの。
突っ込みすぎかなぁとなかなか聞けないことも多いんだけど、そこまでしっかり話せるように、それくらい信頼されて話せるようにもなりたいと思う。


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