これでストレス一発解消だ

今日は川で亀の甲羅干しを見た。嬉しい。と思った自分が悲しくなった。  いや、悪くはない。亀なんてこんな比較的都会と言われる地区の川で見れるなんて(きっと誰かが飼うことができなくなって近所の川に逃がしちゃったとしても)ラッキーかもしれない。
しかし、寝る間も惜しんで電車通勤に辟易しながら第一線で「働いていた」感満載の日々を送っていた私が、川なんて見つめる暇はなかったのに、いや見つめようとも思ったことすらなかったのに、川の亀に喜んでいる。
それがなんだか急に悲しくなった。
何が悲しいって、人と会わない(会わないように生活をしている)のである。よって、亀すらいとおしい。そこに生命体がいて、それを見つめることができる。その喜びにおののいている自分が悲しいのである。
誰のせいやこれは。                                                                                          そうコロナや。。

ストレスは体に悪い。ストレスとは「種々の外部刺激が負担として働く心身に生じる機能変化、、(以下割愛)など多様である」(広辞苑)
というわけで、「人と会う」という外部刺激がないことが外部刺激負担となって(ややこしいなあ)、とりあえず「ストレス感じてる?私」、と自覚した。

ストレスは解消しなくては、死ぬ、心が死ぬ、と思い「これでストレス一発解消だ」を探すことにした。
何があるだろう。
温泉、買い物、映画、友達と飲み会、と今は活用できない技ばかりが頭に浮かぶ。無理だ。
ネットを見れば、オンライン飲み会、おうちにいよう動画で楽しむ、etc、様々なコンテンツで乗り切っているらしい。。
乗り切れるのかそれで?
肌に合わんな。
だいたい、そう簡単にこの状況に適応できないのである。「そんな、リモートなんて血が通ってないじゃんか(昭和的な発想?)」とその波に乗れない。「所詮架空だよ、なにがオンラインだよ。体張って切ったら血が流れるような体験じゃなくちゃあ体験とは言わないぜ(ちょっと過激)」な声が聞こえてきてしまって楽しめそうにない。ややこしい。

もう腹をくくった。いつもの技が使えなくて代わりのものも気に入らない。
そこでできるのはただ一つ「自分を変える」これしかない。
「自分の感度を変える」そう変えるのだ。レベルを落とすと思うとネガティブだが、レベルの基準を変えるのであればポジティブだ。

亀に名前を付けることにした。
明日川にいてね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?