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マレーシアのファッション大学に進学した理由

こんにちは、マレーシアのファッション大学に留学中のSAKURAです。

今日はよく聞かれるマレーシアでファッションを学ぼうと思ったきっかけや理由についてお話しします。ファッションを海外で学びたいけど費用が高すぎるとお悩みの方やアジア圏での留学に興味がある人の参考になれば幸いです。


ファッションを学ぶならロンドン、ニューヨーク、パリなんかが相応しいのではないかという意見をよく耳にします。私がよく言う返しは『そうかもね~』です。だって行ったこともないものに意見することはできないから。私がいつも新しい環境に身を置くときに見るポイントはそこの大学が何人のデザイナーを輩出してるとか大学が世界的に名高いとかそういうところは大して気にしていません。100%自分がデザイナーになれる可能性も無いのにそこを信じて進学するのは博打を打ってるようなものなので。

私が気にするポイントは生活費用、学費、環境です。ファッションを勉強するのは本当にお金が要ります。ただでさえ学費が普通の大学より高い上に、ミシン代、マネキン代、課題に使う作品の材料代、ポートフォリオの印刷代(良い紙にカラーで印刷するので課題提出の度に3000円ほど持ってかれます)その他材料を買いに回るために交通費も馬鹿になりません。学校の課題をこなすだけでもこんなに費用がかかるので生活費が高い地域に留学すると課題に使う費用を抑えなくてはならなくなると思い、それではのびのびと作品が作れなくなるので別にその華やかな地域で勉強しなくてもいいかなと思いました。

周りの人たちからはなんで日本の服飾の専門学校に行かなかったのか聞かれることもありましたがそれは絶対に無いと思いました。日本にある服飾の専門学校をどれもレベルの高いものばかりでファッションだけを勉強するにはとてもいいと思います。私は日本で勉強するというところに利点を感じられなかったので進学は考えませんでした。将来自分が作り出す作品が海外の方がウケると思ったら今の私なら迷わず海外に飛びます。でももし自分が海外経験が一つもなく英語も全く話せなかったとした海外から仕事が来ても引き受ける気になれるかわかりません。将来どこの国で活躍できるかわからないうちはなるべく自分に多く武器があった方がいいと思ったので英語を外すことは考えられませんでした。


マレーシアでファッション大学を探しているとESMODという学校が見つかりました。ここが私が現在通っているESMOD Kuala Lumpurという所です。(他のファッション大学を数件観に行ったのですがどこもパッとしなかったので省きます)

ESMODはフランスで一番歴史が長いファッション大学です。ESMODは主にヨーロッパとアジア圏に姉妹校を構えています。日本にも東京と京都にあります。こちらのサイトにはESMOD Parisの世界ランキングが17位と書かれています。

残念ながらESMOD Kuala Lumpurはランキングには入っておりませんがESMODであればどこの姉妹校でもカリキュラムが同じで、講師はESMOD Parisを卒業した人だけという決まりがあるので生活費が安いマレーシアで質の良い教育が受けられるということで私的には好条件でした。また私のパターンナーの講師はオートクチュールの経験がある方なので洋服の細部の出来栄えまで指導してくれるので本当に毎日学んでいて楽しいです^^

勿論マレーシアだと日本では簡単に手に入るような物資が不足しているので他のものを使って代用しなければいけないこともありますがその限られた物資で考えたからこそ奇抜なデザインが思いつくことも大いにあります。

現段階ではまだ私は卒業前で、卒業制作も終わっていなければ外で働いた経験もないのでESMOD Kuala Lumpurをお勧めするには不十分かもれしれません。2021年の7月頃に卒業予定なのでおいおいこのマレーシアでファッションを学んだことがどんな利益になっていったのかお話しできればと思います。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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