再現性のないレシピ~炊飯器おでん編~

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普段料理はするけれど、レシピを見ずに味見だけで調理する人間の飯です。おいしいものができた!とうれしくなりながら、再現性のなさに絶望します。

発端:寒くなったしおでんが食べたい、のに、コンビニ3軒まわってもどこも置いていなかった。おでん什器はあったのに、焼き芋が鎮座していて、焼き芋好きだから妥協するかすごく悩んだ。
おでんのレシピで、炊飯器使うものって絶対あると思ったのに、見つけられないので試行しました。

なお、このレシピは再現性のなさを重要視するので、写真はありません。頼りになるのは調理者の味覚
私の食べたいおでんが入ってるので、牛すじが足りないとかはご自身で追加してください。
※炊飯器の想定外の使用法になるので、すべて自己責任
※完成まで24時間 調理時間は1時間弱
完成まで米が炊けません

と言うことで用意したもの。

大根:1本(食べたい量)
たまご:4つ(冷蔵庫にいたすべて)
じゃがいも:2個(食べたい量/メークインおすすめ)
こんにゃく:1枚(こんにゃくの単位って?)
厚揚げ:1枚(厚揚げの単位って?)
ごぼう天:3本(作ったほうが高い)
餅巾着:4つ
 薄揚げ:2枚
 餅:2つ
切り昆布
白だし
醤油
みりん
酒:これは保険なのでなくてもよい

具材の下茹で

コンビニおでんのしみしみ大根を目指します。

  1. 大根の根っこのほうを好きな大きさに切る
    葉っぱがついているほうは甘いので、そのままサラダにしたりぬか漬けにしたりする。薄く切ってそのまま食べて、甘いほうをサラダ、辛いほうを煮込みに使うと最高においしい(私調べ)。

  2. 大根の皮を剥く
    分厚く剥くと全体がしみしみになる(私調べ)。分厚く剥いた皮がもったいない気がしたら、細切りにして醤油で焼くとおいしいきんぴらができる。

  3. 隠し包丁を入れる
    入れなくてもいい。入れてあったら、おっ料理する人だなと印象付けられる。知らんけど。

  4. じゃがいもの皮を剥き、半分に切る
    半分のほうがコンビニっぽい気がした。小さいならそのままでもOK。大根と炊飯器のサイズに合わせて調整。

  5. 切った大根とじゃがいもを炊飯器の釜に入れる
    容量以下にパズルのようにおさめる。(容量=炊飯器で炊けるご飯の水のライン)じゃがいもは釜に直接当たらないと吉。

  6. 大根とじゃがいもがひたひたになるまで白だしと切り昆布を入れる
    希釈の白だしなら「おでん」表記の分量で希釈する。計らずに入れて、少し濃いめぐらいがちょうどいい。合わせだしでもいい。切り昆布は入れなくてもいい。入れたら味に深みが出る(私調べ)。
    白だしは容量以上に入れないこと。じゃがいもはすべて浸かるようにすると煮崩れない。この後具材を足すので、余裕を持っておくと吉。

  7. 通常炊飯メニューで炊飯する

具材の準備

順番はお好みで調整してください。

  1. たまごを固ゆでにする
    おでんのたまごは固ゆで一強だと思う。ゆでながら別の具材を準備したら、終わったぐらいに良い感じの湯で加減になる(私調べ)。

  2. こんにゃくを切る
    熱湯をかける(とアク抜きできると思っている)→賽の目状に隠し包丁を入れる(なくてもいい)→正方形に切る→三角形に切る

  3. 厚揚げを切る
    熱湯をかける(と余分な油がなくなると思っている)→三角形に切る
    余裕があったら焼き目をつけるとおいしそうだと思う。

  4. ごぼ天の袋を開ける
    いまじゃなくていい

  5. 餅巾着を作る
    薄揚げに熱湯をかける(と余分な油がなくなると思っている)→半分(正方形)に切り、袋状にする→入るサイズに切った餅を入れる→つまようじで止める
    ゆでた鶏肉のかけらを入れると7-11。

具材を煮込む

  1. 炊きあがった大根とじゃがいもの様子を見る
    煮崩れててもそういうものだと考える。蒸気が熱いので注意。

  2. 醤油・みりんで味を調節する
    醤油>みりんで、2:1ぐらいで味見しながら調整する。基本は白だしなので、醤油はだしに色がつくぐらいでいい。味が濃くなったら、酒か希釈した白だしを入れるとおいしく薄まる。

  3. 具材を詰め込む
    たまご→こんにゃく→厚揚げ→ごぼ天の順でいれるとなんとなくいい気がする。

  4. 保温モードにして放置
    だいたい20時間後がおいしかった。44時間になると染みすぎて黒くなる。食べるのは次の日のお楽しみにして、仕事や学校へ行くと帰宅が楽しみになっていい(私調べ)。

  5. 食べる1~2時間前に、餅巾着を入れる
    餅はだしにしっかりつける。③で入れてもよいが、タイミングが悪いと餅が溶ける

  6. いい感じの皿によそって完成!
    味がちょうどよく染みこんでいたら、別の鍋に移して新聞紙で包んで保温すると吉。早めに食べてください

「これ入れたらもっとおいしいよ!」「ここの手順を変えたらもっと楽になるのでは?」といったご意見、「再現できなかった」ご報告をお待ちしております。
一介の自炊人が作ったレシピなので万人がおいしいとは言いませんが、私はおいしかったです。


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