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幼児と行く!バンクーバーの旅②

前回に引き続きまして今回も、先日家族旅行で行ったバンクーバーについて、お話ししたいと思います。今回は具体的に幼児と行って楽しめた観光地・アクティビティについてレポートします。

前回の記事に幼児との旅行計画のポイントや宿泊先について書いていますので、まだの方はぜひこちらから合わせてお読みください:

グランビル・アイランド (Granville Island)

バンクーバーの人気観光地の一つ。いくつもの建物の中に、生鮮食品のマーケットから現地のアーティストによる手作り品まで、いろんなものを売っている小さなお店が集まっています。

宿泊先のAirbnbから歩いて5分ほど(幼児と一緒だと10分ほど)のところに、アクアバス(水上バス)乗り場がありまして、ここから水辺を挟んで向かい側がこのグランビル・アイランドです。5分おきに行き来する水上バスでわずか3分。

キッチンや冷蔵庫がある宿泊先に滞在するなら、ここは初日に予定するのがオススメです。私たちも初日に行って、サケの切り身と野菜を買って夕食を宿泊先で作ったり、新鮮な果物を多めに買って滞在期間中楽しみました。初日に行けば多めに買っても数日かけて楽しめます。

子供連れの方にオススメなのは Kids Market(キッズ・マーケット)と呼ばれる建物。ド派手な黄色い建物です。

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その名の通りこの建物は子供たちのために作られています。2階建ての建物の中にはおもちゃ屋さんからカナダではあまり見かけないゲームコーナー、また有料ですがインドアの遊び場もあります。

我が家のトット君は有料のところへ入らずとも、ゲームコーナーにある本当はお金を入れると動く車やら何やらに乗ったり下りたりして、2時間ほど楽しんでいました(お店の人もケータイを見つめていているだけで何も言わないので気楽に遊ばせられました)。

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軽食を売っているお店もあったので、お昼ごはんまで食べてからトット君のお昼寝に帰りました。

グラウス・マウンテン(Grouse Mountain)

こちらも観光地ですが、同時に現地の方のハイキングやスキーの目的地にもなっています。山のふもとから出ているロープウェイに乗って遥か高く、山のかなり上のほうまで行くことができ、山の上ではお土産屋さんからレストランまでそろっています。

以前も友達と行ったことがあるのですが、その時は同じ12月でも晴れだったので、夕暮れ時に合わせて行ってキレイな夕焼けを見ました。晴れの日はとってもオススメ。

今回はあいにくの雨の日に行くことになってしまいました(こんなご時世、事前にチケット購入が必要なので早々と買ってしまい、雨でも決行せざるを得ませんでした)。12月の初めでダウンタウンはこの日気温3度ほどだったのですが、なにしろ山の上は寒く、マイナス3度。雨ではなく雪でした。

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「雨よりマシか~」なんて思っていたんですが、以前来た時とは全く違った景色の、文字通り「白銀の別世界」になってしまっていて、どこが歩道なのかもわからず。とりあえず20分くらい外を歩いてみましたが、寒いし歩道のわからない山の上で本気で迷子になったらヤバい、ということで割とそそくさとレストランのある建物内へ。

私たちの予定には響きませんでしたが、当日になって「天候悪化の恐れがあるということで今日は午後2時で閉鎖します」とのお知らせもあり、天気が悪い日は踏んだり蹴ったりだな~と思いました。

トット君をロープウェイに乗せたいな、と思ってここを行き先に選び、しかもクリスマス特別イベントもやっている!と喜んで行ったんですが、サンタに会えるところは順番待ちの列が長く断念。ソリ滑りとスケートもまだ開いておらず。唯一見つけたのはエルフの工作室くらいでした:

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ということでグラウス・マウンテンに行かれる方は、無理してでも晴れの日をオススメします。

キッドトロポリス(Kidtropolis)

ここは観光情報には全く載っておらず、日本語の情報もとても少ないところです。現地のちびっ子の遊び場、といった感じでしょうか?バンクーバー空港からほど近いんですが、ダウンタウンからの公共の交通機関でのアクセスは悪いので、レンタカーをする予定があって、小さい子供を思いっきり遊ばせたい!という方にオススメです。

建物の中は大きな滑り台もついたインドアのアスレチックジムと、「幼児サイズの街」が一つになっていて、思いっきり体を動かしたり、ごっこ遊びができるようになっています。

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平日の開店一番朝10時に行ったら、なんと最初の30分ほどは貸し切り状態でした。最近なんでもやってみたい我が家の2歳半トット君は大喜び。着くなり「わ~!」っと言いながら隅から隅まで散策して楽しんでいました。トロントにもあったらいいのに~、と思います。

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街の中には子どもサイズの消防署、学校、銀行、スーパー、ピザ屋さんや動物病院などが立ち並んでいて、それぞれで遊べるようになっています。

こちらもカフェが併設されているので、お昼ごはんも食べることができました。2歳から6歳くらいまでの子だとかなり楽しめると思います。

サイエンス・ワールド (Science World)

とっても目立つ球体の建物が目印の科学館です。こちらにはアクアバス(水上バス)からでもスカイトレイン(電車)からでも簡単に行くことができます。ここは今回の旅行で行った中で一番オススメの行き先です。大人だけで行った前回は、こんなに子どもに最適な行き先だとは気づきませんでした。

全体的に「見て・触れて・体験する科学館」という印象で、小中学生から大人まで楽しめる展示がたくさんあるんですが、加えてWonderという0~5歳用のエリアがあるんです。トロントの科学館にもよく行きますが、そちらの子どもエリアはもっと広い代わりに対象年齢も8歳までなので、ちょっと2歳児と一緒に遊ばせるには大きすぎる子供たちがウロウロしています。Wonderには5歳児までしかいないので体つきもみんなそんなに変わらず、安心して見守ることができました。

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中には、砂場に見立てたところ(実は砂ではなく細かいゴム)やお水で遊べるところがあったり、今回は閉まっていましたがアスレチックジムが真ん中にそびえたっています。基本は科学館なので、遊びながら何らかの科学体験につながるようになっているようです。親が座るところもたくさんあり、好きなだけ遊ばせていても近くで座って見ていられて大満足。

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一般展示のエリアもこんな感じで乗ったり触ったりできるものがたくさん。親の私たちもかなり夢中になって過ごしました。また、館内に少しお高いハンバーガー屋さんがあります。お高いですが味は美味しかったのでよし、ということで。

我が家の2歳半にはまだちょっと早いかな、と今回はパスしましたが、キャピラノ吊り橋(Capilano Suspension Bridge)は子供がもう少し大きくなって8歳~10歳くらい、木登りや綱渡りみたいなことができる年齢だと楽しめると思います。ここも天気がいい日がオススメ。大人同士でも友達とワイワイ楽しめる行き先です。

いかがでしたでしょうか?幼児と一緒だと行けるところも限られてしまいますが、今回ご紹介した場所は割と大人も子供も楽しめる行き先だと思いますので、これから小さい子供とバンクーバーへ旅行される方の参考になればと思います。

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