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失恋直後の処方箋

こんばんは、さくらこです。
こんにちは、さくらこです。

夜に読んでくださる方もいれば、明るい時間に見てくださる方もいれば、
いろいろだよね~~
などと思っていたら、冒頭のご挨拶を選べぬまま固まること数分。

こんな調子ではいつまで経っても先に進めませんね。

ひとところにそっと腰を下ろす時間は好きです。
じっとするわたしの横を、時間と風がじんわりふわりと通り過ぎていく。
その様を感じながら過ごすのはとても贅沢で、好きです。
でもね、今じゃないの。今ここで立ち止まるわけにはいかないの。
先へ先へ、心は、想いは、常に先へ。

そんなわけで
夜のあなたへこんばんは。
昼のあなたにこんにちは。
朝のあなたは、おはよう。

ようこそ、さくらこです。


大切な恋を失ってしまったあなたへ

今日は、大切な恋を失ってしまったばかりのあなたに向けてのお話です。

突然フラれてしまったり
または自分から別れを告げたり

なんとか関係を続けようとあれこれ手を尽くしながら頑張ったけれど。
取り返しのつかないくらいに心の距離が離れてしまって、
どうしようもなく別れを選択した。
という二人もいるかもしれません。

どんな場合であれどんな状況であれ、一つの恋が終わってしまった直後というのは
とっても寂しく切ないものですよね。

そんなときはね、いいんです。
無理に明るく振る舞わなくていいんです。


徹底的に「悲しみに浸る」時間を

「もういい大人なのに失恋なんかで落ち込んじゃだめだ」
なんていう風に思わないでください。

大切な存在を失ったんです。
すごく大きな出来事、大事件です。
確かに外からはその重大さは見えないかもしれません。
けれどね、あなたの心の中は傷だらけだから。
怪我を癒すのと同じように まずはゆっくり休みましょう。

つらい気持ちを紛らわせるために
お友達に会ったり
お出かけをしたり
仕事や勉強を詰め込んだり。
そういう対応をすることで元気になれる!っていう人もいるかもしれません。

でもね失恋直後は、失恋直後だからこそ、
もう徹底的に「悲しみに浸る時間」っていうのを過ごすのがいいんじゃないのかなぁってわたしは思います。

忘れよう忘れよう、と思って
別のことに気持ちを向けようとすればするほど
「つらい気持ち」って外に出ていってはくれないんじゃないのかな。

無理矢理に何か別のことに集中しようとしても
ふいに別れた恋人のことを思い出しては
悲しい気持ちが再び顔を出したりしませんか?

だったらいっそのこと
「失恋に浸る日」っていうのを作って、
まとまった2日や3日、お仕事をお休みしておうちに閉じこもる。
その時間はとにかく相手のことを考え続ける。
これをね、やってみるのをおすすめします。


感情を味わい尽くす

「失恋に浸る日」は何をしたらいいかというと。
もらったプレゼントとか、写真とか、あるじゃないですか。
こういう「思い出の品」を目の前に並べて、ひたすら泣くんです。

「そんなの辛い、耐えられない!」って思うかもしれません。
でもね実際にやってみると、泣き続けると、
ある時を境に突然、悲しみに浸ることに飽きる瞬間がやってきます。

そこまで辿り着いたら、もう大丈夫。
自然と別のことに気持ちが向いて
いつの間にか本来の自分を取り戻せちゃう。
これで「別れの儀式」は完了です。

失恋したときの何とも言えないやるせなさや喪失感って
普段の日常では、なかなか得られる感情ではないですよね。
だったらせっかくのことだし、映画を観るみたいにその感情を味わい尽くすのも悪くないですよ。

徹底的に、悲しみを味わい尽くす。
その経験が大人の魅力となって、
また次に出会う大切な人を惹きつける磁石になってくれるから。


あなたはとっても素敵です。
だから大丈夫なの、安心してね。

まずはゆっくりゆっくり、休んでください。


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